国内と海外バイナリーオプション業者の違いを比較
海外では早くから人気のあったバイナリーオプション。
定められた期間で相場が上がっているか、下がっているかを予想するシンプル投資。
FXと比べて初心者の方も始めやすく勝ちやすい事から日本国内でも2012年あたりからバイナリーオプショントレーダーが増加しています。
バイナリーオプションを提供している業者は現在、国内と海外(国外)に存在しており、それぞれにサービスの違いがあります。それではいったい違いはどんなところにあるのでしょうか?
メリット・デメリットも合わせて今回は比較した結果をご紹介。
これからバイナリーオプションを始めようと思う方も国内バイナリーオプション業者を使っていた方にも参考にしてください。
目次
国内と海外(国外)業者の違いとメリット・デメリット
国内と海外との大きな違いは2つあり①取引できる対象通貨と②取引方法(判定ルール)です。
国内と海外(国外)業者の取扱通貨の違い
国内バイナリーオプション業者が扱っている対象通貨がドル(USD)やユーロ(EUR)などのマイナー通貨に対して、海外バイナリーオプション業者ではノルウェー・クローネ(NOK)新トルコリラ(TRY)などマイナー通貨以外にも多くの通貨での取引が可能です。
他にも国内バイナリーオプション業者では取引対象にない「個別株式銘柄」、「株価指数」も取引ができるので海外業者の方がメリットは大きい。
取引対象の選択肢が多い事で「自分に合った&国の経済・景気の動きに合わせた」取引がやり易くバイナリーオプションにおいて勝てるパターンを掴みやすいです。
国内と海外(国外)業者の取引方法(判定ルール)の違い
国内業者の取引方法は「ハイアンドロー(High&and Low)」という取引終了時間に基準レートより「上がる」が「下がる」かの判定ルールが支流となります。
それに対して海外業者のほとんどは「ハイアンドロー(High&and Low)」以外にも「ワンタッチ」という取引時間内で条件レートに対して一度でも「到達した」か「到達しなかった」かの判定ルールと「レンジ(境界)」というレート上下しようが取引終了時間に基準内(レンジ)に収まっていればOKの判定ルールの3つがあります。
為替状況によって海外業者は様々な取引方法(判定ルール)を選定でき、勝率に与えるメリットは大きいですね。
だたしデメリットとして国内業者より取引画面が少し見にくいです。
- 判定ルール別の取引方法(判定ルール)使い分けについて
- →ハイアンドロー・レンジ・ワンタッチの比較・考察まとめ
- 国内と海外のペイアウト率の違いについて
- →バイナリーオプション業者「国内」と「海外」迷ったらペイアウト率で比較!
国内と海外(国外)業者の口座開設の違い
大きな違いとしては口座開設する際に国内バイナリーオプション業者の場合、「知識確認テスト(簡単なテスト)」を受けなければなりません。
テストは主にオプション取引に関する知識や利用者が為替など必要な知識を持っているかの確認テストです。
テストが合格してからの口座開設となるので、海外業者よりは口座開設に若干日数が多くかかります。
※下記画像が主な大手国内業者の口座開設への流れになると思います。
それに対して海外業者は名前やメールアドレスなどの必要事項を入力後にすぐに口座開設可能です。
確認テストはないため最短で1分ぐらいで開設ができます。
※下記画像が人気海外業者の口座開設への流れになると思います。
利益に対する税金も国内と海外業者では違う!?
国内バイナリーオプション業者で得た利益は「申告分離課税」となります。
申告分離課税の税率が一律20.315%(内訳→所得税15%、住民税5%、復興特別税0.315%)。
申告分離課税なので過去3年間分の損益を差し引く事ができますので負けていても確定申告は忘れずに。
※法人口座なら9年可能。
次に海外バイナリーオプション業者で得た利益の場合は国内のものとは異なり「総合課税」で雑所得扱いとなります。
1年間(1月1日~12月末日)の雑所得が20万円を超えなかった場合はとくに何もする必要はありません。
もし雑所得が20万円を超えると支払い義務が発生します。なお、国内と異なり過去分から損益を差し引く事はできません。
総合課税の税率は利益額により5%から45%の7段階に区分されています。
- 詳しい税率の計算方法・確定申告の書き方
- →バイナリーオプションの税金について
大きな金額の取引、利益を求めていない方は海外バイナリーオプションの方が支払う税金は少なくなるので初心者にはオススメです。
逆に慣れた方や大きな金額の取引だけを行いたい方は損益を加味して国内のバイナリーオプションの方が税金は少なくなるでしょう。
なお、国内バイナリーオプションの損益と海外バイナリーオプションの損益は別々で考えないといけないので注意してください。
詳しくは税理士又は税務署にお問い合わせ下さい。
国内業者への規制
バイナリーオプションの規制が国内業者に向けて実施されてしまい、海外業者が今扱っている取引方法(判定ルール含む)を日本の業者は同じように取り扱うことができなくなってしまいました。
規制内容の中で1番大きかったのが、以前は国内業者にもあった短期取引の禁止です。ですので国内の業者では短期の取引はできません。
国内のバイナリーオプションは取引開始から判定時間までの時間を2時間以上となっています。
早くて簡単で気軽な取引がバイナリーオプションの売りであったのですが国内業者では使えなくなってしまいました。
国内のバイナリーオプションのハイローの時間が妙に長く感じるのはこれが起因です。
規制されているのは日本だけで、今後も規制は強くなってくるといわれています。
海外バイナリーオプションは安全?
国内でバイナリーオプションが規制されると海外業者が非常に多くなりました。
海外で金融業者として登録している業者は、日本の規制に従う理由が見つからないので、海外の業者が一斉に参入してきたというのもあるのですが、理由としてはそれだけではないでしょう。増えすぎてしまったことで色々な海外バイナリーオプション業者が出来てしまい、事実ではない内容も知恵袋や2CHでも書き込みがあります。
特に「入出金ができない!」という書き込みが多く、これに関しては海外送金なので時間ロスは発生することを理解しておくべきです。
時間ロスを知らずに知恵袋や2CHなどに書き込んでいる方も少なくありません。もちろん実際に出金が出来ない業者があったりと悪徳な業者もあるので海外の業者を使うのならしっかりとした業者選びが重要です。
当サイトでは出入金確認済み、口座開設確認済みの安全な業者のみを掲載しております。
「バイナリーオプション初心者の方」から「国内業者で頑張ってみたが規制後、勝率が落ちた方」や「超短期決済を行いたい方」に当サイトで自分に合った海外バイナリーオプション業者選びに役立ててください。
それでは国内の業者と海外の業者の違いを理解したら次のSTEPへ進みましょう。