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06/09 為替と今後の景気の動向 下げ幅の大きな日経平均

下げ幅の大きな日経平均が少し怖くはありますが、下げ幅は終値から300円近くになっています。本格的な株バブルが来る前に下がったのは良いことと思っておく他ありませんね。下値を支えるものがなくなったので悪い指標が出ると円がどこまで下がるのかを考え直しておいたほうがいいでしょう。

米ドル/円は未だに強い

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真っ先に円高に落ちいるかと思っていた米ドルはほとんど下げ幅を感じない推移で動いています。これは米の指標と言うよりも早期金利上げに対する期待からと思っておいたほうがいいでしょう。日経平均がどのあたりまで下がるかはわからないですが、大きな値動きが米ドル/円で起こるとするのならアメリカ側の指標からと言うことになるでしょう。

米ドルは未だに強いとは思うので指標が出るまでは大きな下げは頭の片隅に置きながら、取引はしなくてはいけません。もう一つこのタイミングでリスクがあるのは、ギリシャです。相変わらず開き直っていますが、EUに残らなければロシア、中国といった国にしかあてがありません。とはいえデフォルトされてしまうと世界の経済がおかしくなると言うのも、考えどころです。

ユーロに関してはもちろん警戒は必要ですが、必要以上の警戒はいらないと言っておきます。大きなニュースなので情報はいやでも入るでしょう。短期の多いバイナリーオプションの場合は動き出してからの勝負になりそうなので狙い目は動いてなので焦る必要はありません。

今日の為替予測

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※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。

円買いが優勢と言うのは変わりません。下落と反発を繰り返しながら円高傾向が強くなると予測しています。もちろん一時的に急激に下がると言うことも考えられますが、反発も一定間隔で予測されます。欧州、アメリカ市場と開場すると円高傾向により進むであろうという見方も多いです。

日経平均も反発する傾向はないので、このまま円高のトレンドで取引をするのが今日のポイントです。狙い目は絞れる流れになりそうなので積極的狙って、より多くの利益を得ましょう!

06/08 為替と今後の景気の動向 GDP大幅上方修正

明るいニュースと言えば明るいニュースなのかもしれません。国内の生産が上がらない限り景気はよくなりません。特にその値であるGDPは重要です。大幅修正の原因、速報と改定値の簡単な違いについて少し解説もさせていただきます。

設備投資が大幅増

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前期マイナスだった設備投資が増えたことが要因とされています。悪い事ではないと思いますし、未来の為には重要なことですが、注目すべき点は個人消費が増えていない事です。企業の景気は徐々によくなってきているが、まだ民間まではその景気の良さが伝わって来ないと言う事なのでしょう。

しかしながら、徐々に回復の兆しとも言える部分が見えてきている事は良いことだと思っておきましょう。もちろん、まだまだ足りないと言うのはわかりきったことではありますが、一つ一つ兆しが見えていることこそ、経済回復への一歩です。

速報値と改定値の違いと言うと、「前回」の発表数値に変更があった場合は、「改定値」列に、訂正値が入り「改定値」となります。そのご発表される正確な数字とされるのが、「確報値」となるわけです。この辺りは少しややこしくは感じますが、後に様々なデータや、景気状況などと照らしあわせて出たのが確報値と言うわけです。順番で表すと「速報値」→「改定値」→「確報値」です。改定値と確報値は約1ヶ月後に出ることが多くなっています。改定値の値が重要であった場合は非常に大きな為替の変動も引き起こすので注意が必要です。

今日の為替予測

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※画像はYAFOOファイナンスのものを利用しています。

米10年債利回りが低下していることから上値の重い状況が続いています。こういう状況が続いていると、米ドル/円は円高の流れは訪れる可能性があります。日本の方もGDPの修正があり大幅に上昇したこともあって、拮抗している状態と言ってもいいでしょう。

狙い目は難しく感じますね。更にはギリシャ協議の行方も追っておきましょう。ずっと解決の糸口は見えませんが、債務不履行になるデメリットを考えるとどちらかが譲る可能性もありますが、ユーロ側が譲歩する可能性は薄いので、ギリシャが拒めば予測が全くつかないチャートになりそうです。ユーロにも注目しておきましょう。

06/05 為替と今後の景気の動向 注目のアメリカ経済指標発表

米ドル/円の今後の動きを知る上で大事な指標とも言えるのが、米5月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]米5月 失業率でしょう。週末の為替を占う上で非常に重要な指標であると言えるので、情報は早めに手に入れるのがいいのかもしれません。

短期のバイナリーオプションで狙うのならトレンドが出てからでも十分間に合うのではないかとも思いますが、どのように動く可能性があると知っているのと、知らないのとでは対応に雲泥の差があります。

今週の日経平均は高値をキープ

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注目したい点として、今週の日経平均は多少上下はしていますが、比較的高値で安定していたのではないでしょうか。そして、米の金利上昇へ感触の良い指標もあったので、円は124円台まで下落しました。円が下落したと言う言い方よりも、ドルが高騰したと考えたほうがしっくりときます。

日銀が言っていた125円の時代が到来しようとしているのを支えているのは日経平均だと言ってもいいでしょう。高値をずっとキープしているので、ドル/円の下値が非常に固いものになったのでしょう。

いくら固いと言っても米ドルの流通量にはかなわないので、非常に悪い指標が出た場合は下値が割れてしまう可能性は十分にあります。

だからこそ注目したいのが、本日6/5日の米経済指標、雇用統計です。

今日の為替予測

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今夜の為替の動向は、米の雇用統計の結果次第といえます。それまではポジション調整やもみ合いが多発するので、狙い所は夜になりそうです。米雇用統計発表時間はしっかりとチェックしておきましょう。全体的な予測としては円安傾向が終わっているわけではないので、小さなトレードが発生したら狙ってみるのもいいのでないでしょうか。

細かい部分は予測が難しくなると思うので、指標発表までは様子見をしておくのも立派な戦略なので、無理な投資は控えるようにしましょう。

06/04 為替と今後の景気の動向 強いトレンドの無い円安

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強いトレンドが生まれてはいませんが、基本的な流れが円安といった形になっています。ユーロ/ドルは指標通りの動きとなっていますが、円安の流れも急激すぎると、中小企業はダメージを受けかねません。倒産したとされるのはデフレ下で業績を伸ばしてきた業者が比較的に多いと言う数字もでていますし、一般的に言うデフレの流れは収まりつつあるのかもしれません。

原油安とアベノミクス

一般的に景気がよくなった、業績を伸ばした業者が多かったのは、輸出企業です。それはアベノミクスに伴った為替介入での円安が影響しているというのはご存知の方も多いのですが、発電の資源費だけで貿易赤字になってもおかしく無い事態が続いているのも問題でしょう。原子力発電所は徐々に減らして行く方向を維持しつつ稼働させていかないと、結果的に経済を著しく鈍化させてしまう可能性もあります。

このバランスが崩壊したら、日本もギリシャのように赤字で首が回らなくなってしまうかもしれません。失業率が恐ろしい数字になってしまっりなども考えられます。隣国の韓国では急激なウォン高で、青年失業率が10%近いと言う数字が出ているので、かつての日本がああいった状況だったことを考えるとぞっとします。

アベノミクスは効果があったか、なかったかの論争が行われていますが、アベノミクスを実行したことで少なくとも円高で身動きがとれない状況から抜け出せたと言う事実は変わりません。評論家の方には是非ともそれを前提で議論をしてもらいたいです。原油安、アベノミクスどちらかが欠けていれば、ここまでの円安はなかったのは事実でしょう。

今日の為替予測

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円安のトレンドではありますが、強いトレンドかと言われると首をかしげてしまいます。多くのの通貨で円安の傾向になっていて、ここの関連性に注意をしておいた方がいいのではないでしょうか。強いトレンドが出ていないにも関わらず動きがあるのは不安が残ります。もちろん前日、前々日のユーロ、そしてオーストラリアは高値になるのは理解ができるので、狙うならしっかりとした理由がある箇所を狙うべきでしょう。

米市場欧州市場が開くと、米の指標5月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]5月の失業率の指標発表に向けたポジション調整も予測されるので、単純にトレンドがドル高/円安と言うわけではないのでそこには注意して取引をしておきましょう。