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06/15 為替と今後の景気の動向 週末明けの為替の動きは!?

ユーロの危機が本格化思想な今週の為替市場ですが、ギリシャのデフォルトが起こってしまうのか、非常に考えどころです。週明けとして考えると明け方円に大きな動きはありましたが、そこからはまた円安への傾向が強まってきています。動きは難しいですが、本日も指標はありますが、重要指標は17日なので基本的にはそれまではもみ合いの状況が続くのではないでしょうか。

指標とユーロ危機には要注目

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いつまでも結果を引き伸ばすわけにはいかないのはユーロも同じですが、どうにもならないのがギリシャの問題です。危機回避となる可能性は非常に高いとは思っていますが、もしもの時は想定をしておかなくてはいけないのが為替を予測する上で大事なことになってきそうです。

ギリシャとしては国の存亡がかかっていますのでギリギリまで粘るとは思うのでなかなか決着はつかないと思いますが、デフォルトとなると国家としての信用は無いに等しくなるので避けなければなりません。そして避ける為には緊縮策を受け入れるしかないと言うところがギリシャにとっては辛い所です。

もともと国家公務員、そして年金が高過ぎるのでどうにかしない限り借金を続ける事になるので、緊縮策はいずれ受け入れなくてはいけないのは目に見えているので、代替案がないのなら早めに受け入れたほうがギリシャの名誉の為に、そして信頼の為にもいいとは思いますが、私とは考え方がギリシャの方は違うのかもしれませんね。しっかりとどうなるのか結果は追っておきましょう。

今日の為替予測

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※利用させて頂いている画像はYAHOOファイナンス様のものです。

狙い目はやはりドル/円ではないかと考えます。円高の傾向自体は出ていませんが、ポジション調整も考えられるので、難しいところです。狙うとするのならヨーロッパ、アメリカ市場が動き始めてからと考えたほうがよさそうですね。流れに身を任せて順張り。

普段ならあまりにも怖くてこのポジション取りは考えられませんが、少しづつポジションを取るのなら、今日は場当たり的な取引が多くなりそうです。しっかりと損失を気にしながらの取引を行いましょう。

06/12 為替と今後の景気の動向 週末を控えた様子見感が強い

週末は流石に様子見に徹しているトレーダーが多いのか動きは低調で小幅に動いているだけです。要人のサプライズ発言でもないかぎりそこまで悪い展開はないと思いますが、様子見と言うのは変わらないでしょう。日本市場では4月鉱工業生産・確報値までは動きが少ない週末チャートになりそうです。

夜注目すべきは米の指標発表

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※画像はヤフーファイナンスの物を利用させて頂いております。

米5月 卸売物価指数(PPI) [前月比]卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前月比]には注目をしておいた方が良さそうです。日本市場で動きがない場合は、アメリカの指標発表までは小幅の値動きを繰り返しポジションの調整が行われそうです。

ユーロ方面にも注目はしておきたいですが、ギリシャが何をしたいのかがイマイチ見えて来ないのと、時間稼ぎにしか見えない発言が、少し残念です。考え方として、ギリシャの中でも右派と左派と呼ばれる人たちが政権を取ったまではよかったのですが、緊縮政策を受け入れるしかないというのが現状です。

今日の為替予測

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今日のドル/円は、THE週末という動きをしています。夜に米指標の発表があるので、それまではおとなしい展開が続きます。小さなトレンド自体は出るとは思いますが、反発も同じように出るので、狙うのであれば、すっぱりと絞ったものがいいでしょう。

ユーロ近辺ではギリシャの動きをずっと追わなくてはいけませんが、それも日課と考えてしまうと面白いかもしれませんね。大きな動きは要人の発言から起こりうる事は、黒田総裁の発言からも見てとれるのでしっかりと情報収集はしておくべきです。

バイナリーオプションでの投資は可能な一日ですが、基本的には指標の発表を待って投資をしたほうがいいでしょう。どしても週末ムードで小幅な動きしか見られないので様子を見たほうが懸命です。

06/11 為替と今後の景気の動向  米ドル/円大きなV字を描く?

昨日の黒田総裁の発表前から少し日経平均の方は価格が戻りそうな気配を出していましたが、V字には少し足りませんがその勢いがある回復を見せています。それに伴って、米ドル/円も回復傾向にあるので、注目しておいてもいいでしょう。

やはり一時的だったサプライズ

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黒田サプライズと呼ばれていたりもするようですが、この驚きはやはり一時的なもので、円安の進むスピードを調整する意図があったのかもしれません。昨日こそ円高傾向が続いていましたが、今日に入って円安の流れが、形成されています。

一時的とは言え円高にはなりましたが、速い円安の流れを止める目的があったのではないか?とも考えられています。この辺りの真意は最後までわからないでしょうが、ポイントポイントで、黒田総裁、そして麻生副総理の発言があり、その度に円安から円高へ流れが一時的に変わっています。考え過ぎだと言われればそこまでですが、偶然と言われればそれまでです。

ただし円安が比較的に緩やかな物に戻ったのも事実です。

今日の為替予測

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日本市場の動きを見ていると、ヨーロッパ・アメリカ市場でも円安の傾向があるのではないでしょうか。V字回復は言い過ぎかもしれませんが、それだけ昨日の円高移行の幅が大きく取引損をされた方もいるかもしれません。ゆっくりとですが、私の予測としては円安傾向の流れになるでしょう。

ユーロ/円の値動きが忙しくなりそうですが、どちらを狙っても狙い目はあるのでチャンスのある相場が続きそうです。ドル/円は反発の可能性もあるで、ユーロ等視野を広くして取引をするのが今日のポイントでしょう。

06/10 為替と今後の景気の動向  1ドル122円高騰の原因は?

急激な値動きが予想外のところから起こった日本為替市場でした。特に注目したい発言は2つあり、どちらも重要で、どういった意図があったのかをしっかりと考えておかないといけません。今回はその中でも円にとっては重要な黒田総裁の発言に注目していきましょう。依然として円高傾向が変わることはないでしょうが、要注目と考えておいていいでしょう。

円高要因の黒田総裁の発言とは

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一番の注目とも言えるのが日銀黒田総裁の「ここからさらに円安はありそうにない」です。これは実効レートではと言う言葉がつきますが、これは、これ以上は追加緩和がないのではないか?と思わせる事もあり、この発言を気に円高が急速に進みました。1ドル=124円半ばで推移していた相場は1ドル=122円台まで円が買われているのが、影響力のある発言だったのを印象的にしています。

サブプライム問題から、円高が続いてきましたが、ようやくサブプライム問題以前の値に戻ったとの判断をしたのかもしれませんし、まだ円安にはしたいがこれ以上の速度は危ないと思ったのか、どちらかは定かではありませんが、どちらにしても追加緩和への期待がなくなって、円を買う流れというのは今まで以上に増えてくるのは間違いないでしょう。

今日の為替予測

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※チャートはYAHOOファイナンス様のものを利用させて頂いております。

今日はトレンドが出ているので狙い目と考えていいでしょう。米ドル/円が一番わかりやすくはありますが、基本的には円買いのトレンドがあるのではないかと考えます。一時期のグラフを見ればスイスフラン並のものがありましたが、株安で下値が弱くなっていたところに、狙ったかのような黒田総裁の発言。

ただし、ずっとこの流れが続くわけではありません。特に米ドル/円はいずれドル高の流れになるのではないでしょうか。