ハイローオーストラリアの税金の発生条件と納税の方法について
国内のバイナリーオプション業者と同様にハイローオーストラリアでも年間の総利益20万円以上出てしまったら、納税する義務が発生します。
手っ取り早く税理士さんにお願いする手もありますが、手数料など勿体ないと思うので自分で行いたい方は多いでしょう。
本記事ではハイローオーストラリアでの税金を自分で納める方法と納税対象について詳しく紹介していきます。
この記事で重要な事
- バイナリーオプションの利益は納税が必須
- 税率は最大45%まで変動
- 確定申告は国税庁のHPから可能
目次
税金を払わなくて良い条件
ハイローオーストラリアをこれから利用する予定の方に注意して欲しい事は、海外の業者でも利益を得た場合には日本にて納税の義務が発生します。
但しこれらは全ての利益が対象となる訳では無く、以下の条件の場合は税金を払う必要はありません。
- ・年間の利益が20万円以下
特別な申請も一切必要なく、上記金額を超えない限りは日本の自分の口座に何度出金をしても問題ありません。
出金しないと課税されない
ハイローオーストラリアで利益を得たとしてもそれを出金しない事には納税の対象とはなりません。
仮にハイローオーストラリアの口座に数百万円の利益が合ったとしても出金しない事には税金を払う必要はありませんのでご注意下さい。
- 20万円以下は完全非課税!
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ハイローオーストラリアの脱税はバレる
脱税してもバレないと安心している方の意見として下記の物がありますが、
- ・「海外業者だから調べられない」
- ・「利益が少ないから問題ない」
- ・「マイナンバーを知られていない」
- ・「税務署から通知が来ていない」
結論から言うと、利益額など関係なく年間20万を超える納税対象者であればバレます!
ハイローオーストラリアは海外の業者であり、日本に比べるとバレにくいのは事実ではありますが、出金先は100%銀行となりますので最終的に銀行経由で収入があるという事が判明します。
税金の未納はリスクが大きすぎる
脱税は追徴課税を請求される可能性もあるので、海外業者だろうが確定申告は忘れず納税しましょう。
一応税金未納の年から運よく5年間、税務署にばれなければ税務署が徴収を行うことはできない「徴収期限5年」のルールはあります。(ただし、悪質な脱税の場合は7年間まで遡って徴収も可能)
追徴課税はいくつか種類があり「無申告加算税」として最高で20%、「延滞税」は最高14.6%、「重加算税」は最高40%など・・・これが全部乗っかるととんでもない額になることは想像がつくと思います。
追徴課税は自己破産しても支払い義務が解消されることは無いので、海外バイナリーオプションで稼いだお金でも納税を忘れずに行いましょう。
どの時点で納税対象となるのか?
次に気になるのが、ハイローオーストラリアの取引で「どの時点で利益に対して納税義務が発生」するのかをご説明します。
- ・日本の銀行に送金した時点
- ・銀行から出金(送金)した時点
国内バイナリーオプションの場合は、取引データも含めすべてが税務署に把握されているので出金せずとも取引にて利益が発生した時点で、納税対象となります。それとは別に海外バイナリーオプションは取引データまで税務署は把握できないので、国内の銀行に出金しない限り納税対象にはなりません。
正確に言うと税務署が海外から日本の口座に金額が反映しないと”利益がいくらあったのか把握できない”といったところです。
つまり、ハイローオーストラリアで大きな利益を出しても、国内に出金しなければ納税義務は発生しないということです。
注意していただきたいのが、確定申告する際にハイローオーストラリアでの取引した履歴を提出する義務があります。
そこで、もし1年以上前に納税すべき状態だったのにしていなかったことがばれると、過去の分の取引データの提出依頼がきて、最悪『追徴課税』が課せられる可能性が出てくるので、ハイローオーストラリアでの納税対象タイミングをしっかり理解して確定申告を行いましょう。
ハイローオーストラリア得た利益の税金計算方法
ハイローオーストラリアで出た利益は「雑所得」扱いになります。そのため税金の計算方法は、他の海外バイナリーオプション業者と同じ「総合課税」での計算方法となります。
国内バイナリーオプション業者の場合は「申告分離課税」での計算方法なので、注意しましょう。
総合課税での計算方法
他の所得金額を合計して税金を計算する必要があります。
対象となる所得の種類は「利子所得」、「配当所得」、「不動産所得」、「事業所得」、「給与所得」、「譲渡所得」、「一時所得」、「雑所得」になります。もらっていない所得は計算時に無視してください。
- 計算式は
・所得税額=(利子所得+配当所得+不動産所得+事業所得+給与所得+譲渡所得+一時所得+雑所得×税率)-控除額
・住民税額=(利子所得+配当所得+不動産所得+事業所得+給与所得+譲渡所得+一時所得+雑所得)×10%
・納める税額=所得税額+住民税
会社に勤めている方は実際、源泉所得税として所得税は自動的に引かれているので、上記の計算方法で会社が支払ってくれた所得税分を引いて、足りていない金額をご自身で税務署に確定申告期限(だいたい次の年の3月15日まで)納付する必要があります。
ハイローオーストラリアでの税率
※こちらは所得金額によって税率が異なります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 | 住民税 |
---|---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 | 10% |
195万超え~330万円以下 | 10% | 97,500円 | |
330万超え~695万円以下 | 20% | 427,500円 | |
695万超え~900万円以下 | 23% | 636,000円 | |
900万超え~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 | |
1,800万超え~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 | |
4,000万円超え | 45% | 4,796,000円 |
話題になった『仮想通貨』と同じ税率と計算方法ですね。
サラリーマンの場合の計算例
[1月~12月中にハイローオーストラリアの利益合計が50万円の場合]
バイナリー以外の所得が400万円なら以下の計算。
所得税→ (400万円+50万円×20%)-427,500円=472,500円
住民税→ (400万円+50万円)×10%=450,000円
納める税金→ 472,500円+450,000円=922,500円
納める税金の合計は922,500円となります。
会社に勤めている方は会社が支払ってくれた所得税分を引いて、足りていない金額をご自身で税務署に確定申告しましょう。
上記は一例です。表に記載している「控除額」とは別に家庭によって「その他控除額」として引ける分があると思いますので確認して計算をしましょう。
大学生(バイト)やフリーターの場合の計算例
[1月~12月中にハイローオーストラリアの利益合計が100万円の場合]
バイナリー以外の所得が50万円なら以下の計算。
所得税→ (50万円+100万円×5%)-0円=7.5万円
住民税→ (50万円+100万円)×10%=15万円
納める税金→ 7.5万+15万=22.5万円
納める税金の合計は22.5万円となります。
バイト先が支払ってくれた所得税分を引いて、足りていない金額をご自身で税務署に確定申告しましょう。
上記は一例です。表に記載している「控除額」とは別に家庭によって「その他控除額」として引ける分があると思いますので確認して計算をしましょう。
税金の計算が終わったら確定申告を忘れずに!
確定申告の時期は毎年変わる可能性があります。
必ず確定申告の時期を金融庁のホームページで確認しましょう。
海外バイナリーオプション業者では利益が1年で20万円を超えている人です。
尚、給与を貰ってない方の場合は少し上限が上がり、1年で利益が38万円を超えなければOKです。ただし、注意してほしいのが「給料所得が2000万円を超える方」や「損失の繰越控除の適用させたい方」は利益が少しでも、確定申告が必要です。
ハイローオーストラリアで確定申告をする方法
確定申告を行う手段は主に3つ。
直接税務署に行って提出する方法や郵送する方法と自宅からインターネットで申告する方法「e-Tax」があります。各提出方法のメリット・デメリットを下記にまとめているので参考にしてください。
e-Tax | 書面提出 | 税務署で提出 | |
---|---|---|---|
メリット | ・ネットで完結 ・ネット銀行から支払い可能 |
・ネットで入力した書類を送るだけ | ・入力で分からないことは聞ける |
デメリット | ・マイナンバーカード又は住民基本台帳カードが必要 ・ICカードリーダライタが必要 |
・郵送の手間 | ・直接行く手間 |
メリット・デメリットが分かったところで、本記事では一番簡単な「書面提出」という確定申告書類を郵送で提出する方法をご紹介します。
国税庁のHP「確定申告書等作成コーナー」に移動
国税庁の公式ホームページから「確定申告書等作成コーナー」に移動します。
直接のURLはこちら→ https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl です。
「作成コーナー(トップ画面)」から【申告書・決算書・収支内訳書等 作成開始】をクリックします。
「税務署への提出方法の選択」画面に移動したら【書面提出】を選択。
国税庁のHP「申告書等作成の自前準備」
「申告書等印刷を行う前の確認」の画面が表示されますので【下記のチェック項目については、すべて確認済みです】にチェックを入れて、下部の【自前準備終了 次へ】をクリックします。尚、すべての項目にチェックが入らないと印刷により申告等を行うことができません。
「作成する申告書等の選択」の画面で【所得税 コーナーへ】を選択。
「入力方法選択」画面に移動したら【左記以外の所得のある方(全ての所得対応)】を選びます。
国税庁のHP「確定申告書の作成」
「申告書の作成をはじめる前に」の画面で【提出方法】や【申告の種類】、【生年月日】を入力します。もし青色申告している場合は【申告の種類】の「はい(青色申告の承認を受けている)」にチェックを入れましょう。
問題なければ【入力終了(次へ)』をクリック。
「所得・所得控除等入力」画面に移動したら「収入金額等」の中の「雑(雑所得)」のテキストリンク「その他」をクリックします。
「雑(その他)所得の入力」画面で「上記以外(報酬等)」の欄から【入力する】をクリックすると雑所得の詳細を入力できるページに移動できます。
「個人年金以外の雑(その他)所得の入力」画面でハイローオーストラリアの利益や経費を入力していきます。
ここでは1月~12月の間にハイローオーストラリアで利益を出した金額を入力します。どれだけ利益をだしたか正確に入力するためにハイローオーストラリアのマイページから取引履歴を確認しましょう。
マイページ内にある「取引履歴」を選択して、確定申告を行う年の前年1月~12月までの取引結果を検索してください。
例)2020年に確定申告を行う場合は「2019年1月~2019年12月の取引履歴」ですね。
検索結果が出たら、右の「エクスポート」を選択してpdfファイルかエクセルファイルで取引履歴の一覧と利益額の合計を確認する事ができます。
「個人年金以外の雑(その他)所得の入力」の画面に戻って、上記の様に【種目】には「バイナリー」または「海外BO」と入力。
【名称】には海外バイナリーオプションの業者名。
【場所】には海外びバイナリーオプション業者の本社住所。海外なので制限文字数を超えることがほとんどですが、ここは省略して一般的に判断可能なもので影響が生じないと思われる部分(マンション名・国名など)は、省略して入力が可能です。
【源泉徴収税額】は入力不要です。
それぞれ入力が完了したら【入力終了(次へ)】をクリックします。
※利用している海外バイナリーオプション業者の数だけ、新しい枠に入力してください。
後は海外バイナリーオプション以外の利益や収入、所得控除等を入力するだけで完了です。
すべての入力が済んだら、画面にしたがって印刷し、管轄の税務署に郵送しましょう。
海外バイナリーオプションで税金対策する方法について
海外バイナリーオプションで得た利益は「総合課税(雑所得)」扱いになるため、国内バイナリーオプション業者では可能な「損失繰り越し」「損益通算」を使うことができません。
そのため、唯一できる税金対策としては「経費」として計上できるものは出来るだけ計上してしまう事です。
自宅でバイナリーオプションをしている場合だったら、使用しているパソコンや周辺機器の購入費用やインターネット費用、セミナー参加料、関連書籍、情報交換のための設定費用など・・・
バイナリーオプションで稼ぐために使った費用はある程度、経費として認められます。
中には計上できなくなったものがあるかもしれませんので、経費として計上して問題ないか確認したい場合は専門の税理士に相談することをおすすめします。
ハイローオーストラリアでも納税は厳守。脱税ばれたら悲惨ですよ!
過去に脱税して3億超の負債を背負い、痛い目に合った億万長者の話があります。
こちらのトレーダーはバイナリーオプションで稼いだ利益ではなく「FX(外国為替証拠金取引)」になるのですが、磯貝清明氏はご存知ですか?
彼は2000年代にFXで大きな富を築き、一時は1億ポンド(日本円で約250億円)ものポジションを保有していたそうです。
しかし、リーマンショックにより彼の資産も暴落に巻き込まれ、保有資産が数千万円まで激減したそうです。
脱税の罪は重すぎる!多額の加算税
そこまでなら、ただの負けた~で終わるとこですが、彼は脱税をしていたために資産が激変したタイミングで自宅に突然、東京国税局の査察が入りました。
最悪のタイミングです。
磯貝氏は合計4億5000万円の所得を隠し、1億6000万円の脱税がばれてしまい、重加算税6500万円、刑事罰として罰金が3500万円、そして利息にあたる延滞税7000万円、しめて3億3000万円もの負債を負うことに。
当時を振り返り『すべて身から出たサビ。税金は何があっても払わなければならなかった。どんなに時間がかかっても必ず全額返済しようと決めました』と語っており、磯貝氏は今も返済を続けているそうです。(参考引用:https://www.moneypost.jp/135021)
冒頭でも納税はちゃんと行いましょうと記載しましたが、脱税は本当にばれたら痛いので忘れず申告・納税しましょう。
ハイローオーストラリア
- 業者名:ハイローオーストラリア
- 口座開設時間:2分
- 判定タイプ:ハイロー 30セカンド、60セカンド、1ミニッツ、3ミニッツ、5ミニッツ、60ミニッツ、1日
- ペイアウト率:約1.8倍~2倍
- 取り扱い通貨:20通貨ペア
- 最低取引額:1,000円
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