08/27為替と今後の景気動向 株安の影響は一段落か?
中国株の下落に伴い、日経平均や欧米の株式が釣られて下落していましたが、ようやく落ち着きを見せ始めています。傾向としては円高傾向で進んでいますし、何よりも株価の下落が止まっているのが少し安心できる状況であると考えることも可能です。24から25にかけて始まった中国株安もようやく一段落と考えるべきか、それとも小康状態と考えるべきかは難しいところですが、今の内に情報を集めて取引に備えるのは賢い選択ではないかと考えます。
今後もまだ大きな動きがある可能性もあるのが中国の株安の実態でもあるのでしっかりと情報を集めておきましょう。今回の中国の損害額は約4兆元、日本円にすると80兆円ほどと言われているのですが、これは、習主席が中国の株価が下がり始めたときに中国の株価は上がると言って、政府が投入した資金+それを信じて投資をした中国国民のが投じた資金がそのまま数日で消え去ってしましました。中国の余力がどれほどあるのかは注目が必要な部分になるのでしっかりと確認しておいてもいいかもしれませんよ。
経済指標の影響がどこまであるか
本日は米重要指標の発表もあるのでしっかりと考えておかなくてはなりません。四半期実質国内総生産(GDP、改定値)速報値ではないので大きな動きはないかもしれませんが、それでも狙える可能性は十分にあります。指標の結果でどの程度動くのかをみるのにはちょうどいいかもしれませんね。上値は株価の改善がなければ非常に重たいと予想はしていますが、それでも期待をしてしまうのが米の指標と言ったところです。
実際問題として考えても中国の実体経済がはっきりとしない限りは株価の大きな値上がりは期待できないと考える事もできるので、大きな値動きは難しいかもしれません。
今日の為替予測
ようやく株価も安定。ここら辺が底かな?と思ってしまうと痛い目を見てしまうのでしっかりと情報を集めていきましょう。ドル/円は強くはありませんが円安トレンド。今日は米指標の発表があるので発表前は一度円高傾向になる可能性も高いです。
どちらにしても情報をしっかりと集めない事には動き辛いというのはあります。特にまだまだ中国のリスクには警戒を説かないようにしておきましょう。バイナリーオプションの場合は株価が大きく下がり始めを待つというのもいいですが、いつ下落の波がくるのかわかり辛いので、トレンドを狙いつつ、大きな波が来た時は目で確認して短い時間のバイナリーで取引をするのがいいかもしれませんね。