07/24為替と今後の景気の動向 ドル/円流れは円安、しかし
大手の日本企業が他国の中堅企業を買収したニュースが飛び交っている今日ですが、バブル前に似ている!との意見もありますが、リスク管理としては当然考えるべきでしょう。その上で何もなければそれでいいといったポジション取りをしておくべきです。ドル/円は円安の流れこそあるものの、最近の日本市場ではもみ合いが続いています。
ギリシャ、中国がある程度落ち着きを取り戻した事で指標通りの上げ下げを繰り返していますが、中国のリスクは以前くすぶったままである事は覚えておきましょう。ギリシャに至っては融資がほぼほぼ決まり数年後に問題は先送り。根本としては解決していませんがひとまずの危機は乗り切ったようです。
企業買収の成功は考えられるのか?
一昔前なら日本企業は買収されるだけだった記憶が非常に強く残っているのですが、ここ最近になって日本企業も買収をするようになるほど、景気が戻ってきたと考えることもできますが、これだけでは判断できません。実際にバブル崩壊前に至っては日本企業は海外の土地を買いあさっていたと聞きます。
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。
買収、土地の売買だけでバブルの崩壊が近いと考えるのはナンセンスですが、それでもそう思ってしまうほど日本人にとってはトラウマに近いものであったと言う事ですね。
まだバブルが起こっているという実感は株式市場くらいでしか実感はありませんが、徐々に景気は戻ってきているのではないかというのを感じられるニュースだったのではないかと考えます。
今日の為替予測
今日のドル/円はやはり円安傾向。本日は米指標の発表もあるのでドル/円を狙うのであれば注視しておきましょう。重要な指標の発表前である日本市場ではポジション調整が多くなる為、大きな値動きは考え辛くなってきますが、要人発言だけには注意しておきましょう。
ユーロ/ドルは相変わらず狙いやすい動きをしています。反発に気を付けつつトレンドに順張りも可能かもしれません。狙い易く情報量の多い通貨ペアを狙って取引をしてみるのはいかがでしょうか。