05/28 為替と今後の景気の動向 一時1ドル124円台に突入
株価の高騰と円安の値がようやく政府が目標になってきました。ここからは現状をどうキープするかが、日銀と政府の最重要課題となってくるでしょう。消費税の増税はいずれやらなければいけなかった事で、消費に多少影響があっても社会福祉費を賄うには仕方のないことです。少子高齢化が進む以上社会福祉を安定させるにはある程度は仕方のないことだと認識したほうがいいのではないかと思います。「何故今やるのか?」と言う意見も理解はできますが、今やらなければ社会福祉に使う費用で国が転覆する可能性が出てくるのです。
米の年内利上げが現実的に、日本の重要指標発表も
1ドル/124円の円安に進んだのは、米利上げを見込んでの円安です。揉み合いながらの円安を予測していたのですが、勢いのある円安に進んでしまいました。明日には日本の重要経済指標である「4月 全国消費者物価指数(CPI) [前年同月比]」等もあるので更なる動きも予測されます。
ユーロの方もいよいよ大詰めになっていて、ギリシャの国債がデフォルト(債務不履行)するのかも焦点になってくるでしょう。すでに6月分の債権の支払いはできないと言っているので、交渉が決裂すればユーロ圏は大混乱、リーマンショック時以上の暴落が起こると言われているので、動向は注意です。リーマン・ショック時も日本の影響は小さいとされていましたが、他国に比べたらダメージが比較的に少なかったと言うだけで、深刻な問題を引き起こしていきました。
今日の為替予測
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。
今日もドル/円の流れはドル高/円安でしょう。124円近辺までは行くでしょうが、なかなかそのラインでは売買の攻防が起こりそうです。日経平均はいぜん高値をキープしているので、下値は固いと思える展開ではないでしょうか。
ドル高/円安のトレンドをみつつ、指標発表に備えた投資家の動きには注意しておきましょう。ポジション調整にリスク回避、トレンドが反転する理由は多々あるのでバイナリーオプションでの投資の場合、しっかりと現状の流れを把握しましょう。トレンド自体は大きいので波にしっかりと乗ることができれば利益を得ることができそうです。