05/18 為替と今後の景気の動向 日経平均が高値を推移
日本市場が開くと米ドル買いが119.7円まで進み一気にドル買いの流れとなりました。この流れは一日続くのかと言うとそうではないように思えます。どうしても考えておきたいのは日経平均の高値に伴ってドル買い、円安という形になっています。ドルの下値は固くずっと119円台前半で推移していたのも大きいですね。
日経平均の高値はいい傾向
下値が固いのは非常に良いことです。狙い目はあるが大きすぎる推移は考え辛くはありますが、これはいい傾向です。米の指標は悪いものが続いていただけにこの結果はうれしいものがありますね。
このまま高値を推移してくれれば120円台も見えてくるでしょう。
大阪とギリシャは似ているのか?
大阪都構想は有名になりましたし、投票もつい先日行われたので結果も知っている方は多いのではないでしょうか。私としてはこの投票は、ギリシャの大統領選と似たような内容だったのではないかと思います。都構想とある意味緊縮策を提案したが、住民投票で僅差で敗れています。
大阪府で一人あたりに換算した借金が一番多いのが大阪市です。高い社会保障費も市の財政を圧迫する理由の一つなのでその部分で緊縮策を提案していたわけですね。結果は60歳以上の過半数以上の反対を受けて敗戦。
ギリシャと重ねてみると非常に似ています。その行末まで大阪がギリシャに似ないことを祈るしかありませんね。
大阪とギリシャを重ねてみると、どうして選挙でギリシャの急進派が選挙に勝ったのか、非常にわかりやすいのではないでしょうか。ですが、どちらも民意で決まったことなのでこの方向性でどうにかやっていくしかないのでしょうね。
今日の為替予測
朝の段階で活発なドル買いだったので、小休止しながら徐々にドル高/円安でしょう。反落の可能性も十分にありますが、下値は固い印象。ドル買いの流れは続きそうなので、若干のドル高/円安と思えます。朝以上の大きな動きはないと思うので短期の取引でちょこちょことポジションを取る必要がありそうです。コツコツとがこんなにも似合う日はないかもしれません。