02/12 為替と今後の景気の動向 120円台に戻る円
ドル/円がまた円安に進みましたね。影響しているのはやはり米長期金利の早期引き上げを予想してのものです。ではこの勢いのまま円安が進むのかどうかなのですが、それは今夜発表の指標次第でしょう。
注目は米1月小売売上高の発表
※画像はYAHOOファイナンスのものを使用しています
今日の注目は円安傾向がまだ続くのかどうかの指標となるであろう米1月小売売上高の発表です。早期の利上げに期待ができるかどうかの判断材料になりそうです。結果がよければ一層の円安が予想されます。問題は悪い結果だった時なのですが、その時にどの程度円が買われるのか、というのが推測が難しいです。
日経平均も高値が続いているので極端な円高になるということはないでしょうが、上げ幅が分り辛い傾向にはあります。
引き続き欧州の動向には注意
国政が悪くなると第二次大戦の戦争賠償をしてしまうのはどこの国でも同じです。ギリシャは今その状況にあるようで、ドイツに対して22兆の戦争賠償を要求しているようです。そもそもそれを言ってしまうとユーロとは何なのかということになってしまいますね。
それだけギリシャだけではどうすることもできないと言うことを対外に報告しているようなもので、これからの欧州の主要人物の発言には注意しておいたほうがいいでしょう。
今日の為替の傾向は?
ドル/円に対しては上がり下がりはあるでしょうが、大きなトレンドとしては円安傾向を予測します。特にドルが強いので極端な円高はないでしょうがそれも米1月小売売上高の発表までで、その後は結果次第になりそうです。バイナリーオプションの場合は指標発表後トレンドを見極めてから取引に移っても間に合うのでしっかりとトレンドの見極めをしましょう。
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。
※追記PM18時 最近はいらない発言をする某関係者が多すぎます。そして露がウクライナ停戦。今日は大きなことが起こる日ですね。さすがにコレは予想外でした