02/10 為替と今後の景気の動向 ギリシャ関連の話題に注意
ドル/円を見ると今日はもみ合いの雰囲気が漂っています。大きなトレンドというのはギリシャ関連の話題以外では起こる状況は考え難いでしょう。ギリシャ関連の発言には要注意です。
どちらにしても動く
※画像はYAHOOファイナンスの物を使わせて頂いてます
ギリシャの問題はユーロ圏、EUに残るかどうかではなくて、債務をどうするかと言う事に以降しています。ギリシャからしたら免責してくれと言っているわけですが、そんな都合のいい話を聞くドイツではないでしょう。余程交渉が上手くいっても免責はないでしょう。
ギリシャはどうなるのか?と思われる方も多いかと思いますが、まずは国内を整理してしっかりと国内GDPを上げてこないとどうにもなりません。ユーロ圏の国はギリシャに対してそう言ってますし、それに対する支援をしているのですが、それは新政権も政権について実感したのではないでしょうか。
ギリシャの問題はそれくらいに深いところまで来ています。ではドル/円にどう影響してくるのかなのですが、欧州の株価下落による円高や、それにともない米長期金利が下落した場合に円高と言った、円高になる可能性を秘めています。
円高の可能性
もう一つの円高になり得る要因があるとしたら、それは原油安のストップでしょう。原油価格とユーロドルの連動性というのは以前から言われていることなのですが、それがより強く出ているのではないでしょうか。あくまで可能性の話なので頭の片隅に置いていてもらえると幸いです。
今日の為替予測
今日は円安に進んでも119円前半くらいまでではないでしょうか。原油価格とユーロの情勢には注意が必要で、特にギリシャが何かを発表した時には円もドルも連動して動く可能性が高いです。
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。