02/09 為替と今後の景気の動向 ドル高傾向も上値の重さ
週末を含めて119円台にまで進んでいた円安なのですがやはり少し上値が重たいというイメージがあります。アメリカの雇用統計の結果値がよかったことも含めて円安傾向という結果になりました。好調だった経済指標の影響もあって119円台を週末は一時越えてきたわけですね。
ドルの上値が重たい原因は?
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております
これ以上の円安があるのか?を考えると何か大きな出来事がない限り、少し厳しいのではないかと考えます。上値が重たい原因としては長期金利の影響もあるのでしょう
。9日はアメリカの重要な経済指標の発表はありません。ですが気にしておきたいのは、主要企業のいくつかの決算発表があるのでそちらに注目。
アメリカの株式市場は主要企業の決算発表の影響を受けやすく、為替の動きを見るにも非常に重要なので注視しておきましょう。
原油価格の下落はどう影響するか
ドルに注目するなら長期金利、アメリカ株価市場、そして原油価格には注目が必要です。この原油価格は株価に大きな影響を与え、それに伴って米ドル自体が動きます。例えば、原油価格が今回のように下落した場合、アメリカ株価も下落をおこし、ドル高が止まります。
今回だけのことではなく過去にもオイルショック時などには株価の変動と、それにともなった為替の動きも確認されています。大きな原油価格の動きがある場合は、高い確率でアメリカ株価に影響を与えるということを覚えておいてもいいかもしれませんね。それにともなって米ドルも動きので狙い目として考えられるでしょう。
今日の為替予測
米ドル/円はやはり主要企業の決算発表があってから少し動きがあるかもしれません。それまでは若干の円安傾向で停滞しそうです。大きな動きは少ないと思われるので、ニュースなどをしっかりと見ておきましょう。経済のビックニュースは油断した時にこそ訪れるものです。