01/22為替と今後の景気の動向 ECB理事会の動向次第
先日の日銀総裁の発表後は若干の円高傾向に進みましたね。内容を要約すると賃上げまかせ?と思われるような内容だったかもしれませんが、あの内容ではそう思われても仕方ないでしょう。2%達成が最終目標になってはいけません。
米株価の好調を受けて
円安ドル高が日銀の発表後にチャートが安定してから続いていますが、この流れもECBの理事会後に変わる可能性があるので注意したほうがいいでしょう。ですが株価の好調と石油安がすこし安定したら日本は円安に傾く。はっきり言うとそれだけ今の外部環境はおかしいということです。おかしくない状況の時に考えた金融政策が想定道理に進むのかと考えた時に少し怖くなってしまうのは私だけではないでしょう。
日銀総裁にはその辺りも考えて目標達成ではなく国民全体に景気の良さを感じさせる事を優先させたほうがいいのかもしれません。
ECBの量的緩和の規模は?
※画像はYAHOOファイナンスのものを使用しております。
今日の注目はやはりECB政策金利の発表で追加緩和が発表されるが予想には達しないと考えられて、ユーロは買いが優先されて若干のユーロ高になっているのですが、規模が小さい、予想を下回る規模の緩和であれば流れが変わる可能性があるのでご注意下さい。
どの程度の量的緩和があるのかが1番の争点になってくるのではないでしょうか。
場合によっては期待によって買われたユーロが一気に売られる可能性もあるので注意しておきましょう。円については買い戻しの動きもあるのでその辺りにも注意を払っておいたほうがいいでしょう。
外部環境の不安定さ
日本の景気にこれから関係してくるのは外部環境の不安定さかもしれません。ギリシャリスクであったり、ルーブルの暴落を引きおこした原油安であったり環境が不安定すぎるので、一つの物事に注視する事も大事なのですが広く浅く見ておくことも重要かもしれませんね。
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。