01/20為替と今後の景気の動向 NYダウの下げが止まり反発?
日経平均はしぶとく16,000円台の後半で推移していたおかげもあってか115円台をかすめていたドル/円も117円代まで円安と株価上昇に伴い動きが少し読みやすくなってきました。先週はスイスフランの暴騰によって、市場は騒然となりましたが、それに伴い次は欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表に注目が集まります。
フランの急騰は考えられるか?
欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表は場合によっては米規模の金融緩和を発表するのではないか?と注目されています。バイナリーオプションでの狙い目は動き出してからなので22日の欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表には注目しておきましょう。
今度はスイスフランの急騰よりもユーロの動向に注目しておいた方が動きは見やすいかと感じます。
FXのチャンスとリスクの大きさ
ご存知の方も多いかと思いますがスイスフランの暴落ではなく暴騰で、スイスフランとの通貨ペアはほぼフラン急騰という形になりました。チャンスを活かした方もいらっしゃるでしょうが、FXのおもしろさと怖さが浮き彫りになった形になりましたね。やはり怖いのはレバレッジと呼ばれる資金の500倍近くまで投資が出来るシステムです。
今回の様に数分で価格が急騰した場合はロスカットが間に合わず追証まで出ているそうです。
逆に利益を得た人は数千万円単位で利益を出している方もいます。数分でです。まさにFXはチャンスとリスクが表裏一体になっている投資と言っていいですね。
数年に一度と呼ばれるスイスフラン急騰がもたらしたもの、投資家にとってはマイナスになった方が多かったようです。
狙い目はある?
ドル/円なら21日の日銀金融政策決定会合、年間マネタリーベース増加目標の発表後が狙い目になるのではないかと考えます。
22日は欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表。それまでは少し小康状態になるのではないかと考えています。株価にもよりますが、ドル/円は金融緩和への期待もあり若干の円安傾向で推移と予測します。
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。