01/15為替と今後の景気の動向 買い戻しが優勢?
米ドル/円は円安に移るか?との見方よりは買い戻しで一時的なものと考えたほうがいいのかもしれません。米株価が下落している間は日本株も下がると予想され、未だに円高傾向にあると言えます。
下落が続く米株価
上がり続けていた反発もあるのでしょうが原油安の影響でものすごい勢いで値下げを起こしています。それに合わせて米小売売上高の予想以上に悪い結果を受けて米長期金利も下がり、株価が下落し続けてしまいました。
良い話としては原油価格が安定してきていることがあげられます。円高傾向はあるかとは思いますが、またいつ円安に進んでもおかしくない状況です。
いまだに根強いリスク回避ムード
原油安にギリシャリスク、そして先日の米小売売上高の不調。リスク回避を考える人が多い市場です。ですが160円代より円高に進まなかった円の堅さも確認できたので少し強気で考えてもいいかもしれません。
底値を割ることがあるとしたらギリシャリスクではないでしょうか。
それだけ米小売売上高の不調が予想外だったということです。あれだけ好景気を謳っていたアメリカだったのですが、まだ小売にまで影響が出ていない。そこまで好景気は浸透していないのかもしれません。
これは日本経済にも言えることで円安の恩恵を感じるには時間がかかりますが更に円安が進むことで恩恵を感じなくなってしまいます。景気と為替が似ているのはこういう部分なのかもしれません。
今日の為替を予想すると若干の円安傾向、または横這いにある為替なのですが、急激な円安になりうる兆候も出ているので注意して市場を見ましょう!
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。