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03/19 為替と今後の景気の動向 米早期利上げ観測の後退

1ドル119円台の円高の理由は?

ヤフーファイナンス画像

※画像はYAHOOファイナンスのドル/円チャートです

先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で「忍耐強いpatient」との文言が無くなっていたので、利上げの観測が早まるか?と思いましたが、ここで経済やインフレ、FF金利誘導目標見通しを下方修正。金利上げに対する良い兆候よりも悪い兆候の方が多く、早期利上げの観測が弱くなったため円買いが強まり1$119円代までのドル安になりました。

悪い結果になればドルが売られる可能性が十分ありましたが、予想以上に金利誘導目標見通しの下方修正に市場が敏感な反応を示した形になります。動き自体は大きくバイナリーオプションにとっても狙い目の相場になりました。

米の好調な景気に終わりがくるのか?

早期利上げへの観測が弱くなっただけなので景気自体が悪くなるといったことではありません。安心はできませんが不安になることも現段階では早計すぎます。

次の指標は少し時間が空きますが、それまでは依然としてドル高/円安という大きなトレンドは覆されないでしょう。

大きく動いた後は反発もあるのでチャートの動きには注意が必要です。

今日の為替予測

指標発表後の流れから日本市場開始直後は下落していたのですが、株価は値崩れせずに高値を保っています。反発で円安120円台に戻すという流れも十分にありえるので狙い目はそこです。

大きなトレンドがドル高/円安なので基本姿勢はバイナリーオプションで投資をする場合は変えない。指標がない相場では株価に注視しておくのも一つの目安として考えることができます。是非試してみてください。

03/18 為替と今後の景気の動向 FOMC控えた様子見

指標発表を控えた為替市場では非常に多いのが様子見です。もちろんこれは重要なことで投資をする上で様子見は絶対に必要なものですが、特にヨーロッパ市場、アメリカ市場を控えた日本の為替市場では多い印象です。

大きな相場、重要な指標になるほど様子見は多く、為替は小刻みに上下します。こういった時には株価をあてにしたいと考えるのですが、株価の値動きが激しく予測するのは非常に難しい。そうなるとまた様子見の動きが強まるわけです。

FOMCの結果公表はそれだけ重要な指標

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※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。

逆に考えるとFOMCの結果公表がそれだけ重要な指標であると考えてもいいでしょう。重要な指標ではありますが、あくまで内容によってはと言うことになります。いい指標値が出るには出るのですが悪い指標値も出てしまい、良い結果が継続いていないのが今のアメリカの指標です。

注目しておきたいところとして利上げ時期をめぐっての政策見通しの変更です。ドル売りが加速するような発言、例えば急激なドル高に対する牽制として「文言の削除が6月の利上げには関係がない」と言ったような発言があった場合はドル売りが急加速する可能性があり狙う方にとってはいい狙い目と判断されるかもしれません。ドル買いの見込みがあるのは、毎回のようにFOMCの公表の際に書かれている「辛抱強く」が撤回されるかどうかにかかってきます。

今日の為替の狙い目は?

上記でも少し触れましたが、注目するべきは、イエレン議長の定例記者会見、そしてFOMC( 米連邦公開市場委員会)の結果公表ということになりそうです。急激なドル高に対する牽制として、「文言の削除が6月の利上げには関係がない」と言ったような発言があった場合はドル売り、ドル買いの見込みがあるのは、いつもFOMCの公表の際に書かれている「辛抱強く」が撤回されるかどうかになりそうです。もちろんその他要人の発言などにも注意は必要ですが、現状では指標発表までは様子見と思っていいでしょう。

03/17 為替と今後の景気の動向 重要指標が多い日

こういった日は比較的に揉み合いをしつつ指標発表を待つのが日本市場での動きになります。それだけ今日は為替が動く要素になりうる指標が多くあるので注意しておきましょう。

日本市場の時間帯では?

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※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いております。

日本の為替市場の時間帯では黒田日銀総裁の会見が予定されています。定期的なものになるのですが、ドル/円を占うのであれば重要な指標と言っていいでしょう。ですが、追加の緩和などの可能性は今まで黒田総裁の発言からは薄く、いつもどおりの「必要であれば」程度に留まるのではないかと考えます。

日銀側、政府側からしても高くなりすぎる要因があれば抑えるような発言も見受けられますのでそこまで大きな動きはないのではないでしょうか。

米市場、ヨーロッパ市場に注目

メルケル独首相、ドラギECB総裁、会談米2月住宅着工件数、 米2月建設許可件数 などが動意となるのでしょう。会談の内容がどういったものになるのか、その後の発言などにも注目があつまります。更には 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表もあるようなので注意してみておきましょう。

米2月住宅着工件数、米2月建設許可件数等も景気を示す指標として重要です。予想を上回るか下回るかなのですが結果次第では大きく動く可能性を秘めているので情報を得るようにしましょう。

今日の為替予測

日本市場では黒田総裁の会見までは動意薄の可能性が高いです。ひとまずは様子見で夕方以降の動きのある相場での取引がいいでしょう。指標は予想を上回るか下回るかが焦点となりますが、発表時の発言内容などでも変わるので十分に注意しておきましょう。しっかりとタイミングを見計らって投資をするのが今日のポイントです。

03/16 為替と今後の景気の動向 注目は株価と指標

首相発言なども重要視してもいいですが、安定推移が望ましい等ゆっくりとしたスピードでの円安を施す発言が目立ちます。もちろん給料のベースアップなどの一般への景気回復を実感した上で物価が上昇していったほうが、安心も安定もするのは事実ですし、購買意欲も上がることは間違いないでしょう。

株価には要注目

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株価の値上がりはすさまじいものがあるのですが、バブル時はまだまだ高かったので安定水準ではないと言うことでしょう。不況の中今まで利益を出して乗り切ってきた輸出業は力を回復させてきていますし、工場の国内への移転も進んでいます。ゆっくりとですが景気が回復していると考えていいでしょう。問題点はデフレ産業と呼ばれた企業は、現状では経営が苦しくなる一方ということです。

例えるなら100円均一ショップの品物を作っている工場等は非常に厳しい立場になるでしょう。輸入していた業者ですら円安でダメージを受けるはずです。

インフレがいいのかデフレがいいのかと意見があるようですが、真ん中くらいが丁度いいと思うのは私だけではないでしょう。安いものを買うのは得した気分になるかもしれませんし悪いことではないのですが、それによって経済の循環は滞りがちになってしまいます。動く金銭の量が少ないと景気は活性化しません。

動意薄の場合は?

株価にも反応しない場合も考えると指標を狙うしかないでしょう。17日には日銀の黒田総裁、18日にはFRBのイエレン議長の定例会見があるので要注目です。指標発表前は動意薄で揉み合いになる可能性が高いので、様子見というのも考えてもいいでしょう。株価の上昇で円安の可能性も捨て切れませんが、株価の値上がりは誰がみても予想できるので、市場が敏感に反応するかと思うと、少し難しいような気もします。

指標発表で121円代での攻防が続くのではないかと考えます。狙い目を考えるならやはり指標になるでしょう。