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04/01 為替と今後の景気の動向 消費税増税確定の影響は?

消費税増税が決まりました。17年4月からとなり、形としては再延期になりましたが以前と違うのは「景気条項」の一部分が消去されていたことです。景気がそれまでに回復し、賃金が上がると判断したのかどうかはわかりませんが、景気条項の部分が削除されたので景気による判断で延期とすることはないという事なのでしょう。

為替への影響はあるのか?

為替や景気への影響がどの程度あるのかは気になる所です。今すぐに大きな影響はないとは考えますが、円安、円高どちらにも転ぶ可能性があります。8%に増税した時に感じた方も多いでしょうが駆け込み需要とその反動があり駆け込み需要よりも反動がどうしも大きくなってしまうのです。

インフレに進むか、デフレに逆戻りするかの境目にあります。

日本は既にデフレは脱却しているので日銀総裁の言うインフレ率2%の辺りで定着させることができるかが今後の問題になってきそうです。

今日の為替予測

ヤフーファイナンス

※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いています

日経平均を見ながらの投資かと思っていたら200円超の株価下落からリスク回避に為替も円高、ドル安へと進みました。このパターンは118円台に下落していた時に似ていたので下がるか?と考えていたましたが底が固く上昇119円台後半になっています。今日の予測は難しくバイナリーオプションの場合は大きな動きがあった時にトレンドに対して順張りといった形が一番利益になりそうです。

日経平均は相変わらず下がったままなので、ヨーロッパ市場、ニューヨーク市場での円高はあるかもしれません。あえて予測して狙うとしたらそこでしょう。ですが、先ほども書かせてもらった通り非常に難しい相場なので大きな情報を集めトレンドが出たのを見てから投資をしたほうがバイナリーオプションの場合は利益が出そうな相場なので様子見に徹すると損失を増やさずに済みそうです。

03/31 為替と今後の景気の動向 今日動きがありそうな指標は?

今日GDPが発表されるのはポンドです。となるとポンドが狙い目かと思われがちですが、今回の発表値は確定値なので大きな修正がないかぎり変動幅は小さいでしょう。となると他に狙えるものがないかを探すと、ユーロの3月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]があるので、今日の為替の変動の中心はユーロになる可能性があります。

120円台を回復した米ドル/円

ヤフーファイナンス画像

日中の日本市場では120円台を回復していますが、その後上値が重い状況が続いています。こうなってくると米ドル/円は119円台から120円台の間でもみ合いになりそうです。注意したいのは、ユーロの影響でしょう。今日は、3月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]が発表されるので煽り受ける可能性はあります。直接米ドル/円に絡んでくるような指標にはならないですが、動向を見ておくのは必須です。

30日の米2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]は予想道理の結果だっただけに120円台に戻ったことは、利上げが予定よりも遅れるというリスクが少し軽くなったからではないでしょうか。早期利上げの観測には繋がりませんでしたが、リスクを遠のける結果にはなりました。

今日の為替予測

重要な指標の発表があり、デフレ傾向のユーロ圏を狙い目と考えてみましょう。今年の2月には欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事が5日に、ユーロ圏のインフレ率は2015年の大部分を通してマイナス圏で推移するとの見方を示しています。このことを考えると、今日の指標はどれだけ予測値に近づけるかがポイントになりそうです。物価指数低いほど通貨の価値が高くなりデフレ傾向と判断されます。

ユーロ高になる!と断言が出来ないのはデフレは為替価格があがる要因の一つでしかないからです。特にリーマンショック以降を考えてみると他国の要因(外的要因)が大きく関わり、インフレだからデフレだからで判断することは難しいと言っていいでしょう。

基本的にはデフレ傾向にあると判断された場合、釣り合いをとろうとして金利を下げ、物と通貨のバランスを取ろうとします。これがユーロ高に繋がるわけです。今回のユーロの3月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]はインフレ・デフレに直結する数値なので注目しておきましょう。

分かり難い場合は前月よりも数値が上がればインフレ傾向、下がればデフレ傾向と考えると判りやすいので注意して指標の発表を見ましょう!

03/30 為替と今後の景気の動向 デフレからインフレへ備える

今日の指標は米2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]があるのでそれまでは様子見の展開が続くのではないかと考えます。イエメンの中東やウクライナ、そしてギリシャと突発的な動きがありそうな地域と通貨はありますし、そこにドル/円も影響がありそうですが、頭の片隅に入れておくくらいしか対応ができません。大きなリスクを避けるなら今のうちにリスク回避をしておくべきでしょう。

デフレからインフレへ投資も備える必要がある

景気については投資もそろそろデフレからインフレへ備えるべきかもしれません。現在日本は、急激な円安によっておこるコストプッシュインフレという状況になりつつあります。円安によって輸入商品の価格上昇からインフレーションがおきるのがこの状況なのです。

一方、日本政府が最終的に期待しているのは需要(ディマンド)が引っ張って物価を上げていく「ディマンドプル・インフレ」なのではないでしょうか。どちらもインフレには代わりはありませんが、発生原因が違います。

私たち日本人は、インフレやデフレを良い、悪いで捉えてしまいがちですが、コストプッシュインフレが悪いのかというとそうでもありません。コストプッシュ・インフレは、住宅等の資産価値が上昇する可能性や給与の上昇が期待できますし、金利の低い時に固定金利でローンを組んでいた人には有利に働きます。

物価が上がった事が影響してインフレと言われていますが、物価が上がた=インフレではなく、物価が上がる原因のことをインフレと扱います。そして大事なのはその部分です。デフレだった時とは投資の仕方も変わってくると思うので注意しましょう。

今日の為替予測

ヤフーファイナンス

※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いています。

ドル/円だと118円台から119円台でのもみ合いが続き、2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比]前後までそれが続きそうです。重要指標の発表前の日本市場ではよくあることですが、イエメンやウクライナ情勢を考えると油断はしないようにしたいですね。

個人消費支出の結果次第では大きな変動もありそうです。個人消費支出が予想よりも大きく上回る場合はアメリカ景気が更に良好になったと考えられ、利上げの観測も強まりドル高円安になる可能性がありえます。逆も考えられるのでしっかりと情報を頭に入れて指標を待つのが良さそうです。急激な動きの場合はバイナリーオプションで非常に狙いやすいので狙ってみるのもいいでしょう!

03/27 為替と今後の景気の動向 今日注目の指標は?

27日は午前中に日本の経済指標の発表もあったのですがこちらはほぼ予想通りだったこともあり、動意にまではつながっていません。となると小幅の動きを続けている米ドル/円の重要な指標となるのは、夜に発表される 米四半期実質国内総生産(GDP、確定値) [前期比年率] となるでしょう。

ドル売りは一時ストップか?

サウジアラビアが空爆を開始し、リスク回避のために円買いの動きがありましたが、それも一段落と言ったところではないかと考えます。指標前の小休止と考えたいところですが、先日の指標発表時は警戒から、ドル売りが進んだことも考えると、油断は大敵です。

指標前にリスクを嫌ってドル高になる可能性も含めて発表前は動く可能性は高い相場と言えるでしょう。

今日の為替予測

ヤフーファイナンス

本日発表される米10~12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値) [前期比年率]とは四半期毎に集計され、翌月に速報値、翌々月に改定値、更にその翌月に確定値という順で発表される中で、一番最後に発表されるものです。この指標は個人消費・設備投資・住宅投資・在庫投資・政府支出・純輸出で構成されているのですが、全体的に見て判断されます。

予想は既に出ていて結果がどうなるのかが重要になってくるのですが、GDPの伸び率は経済成長率に値すると言っていいほど重要な指標です。しかし、速報値が優先される傾向があるので急激な動きとはなりにくいのが確定値です。

経済成長率に直結するだけあり、予想値よりもよければ景気がいいと判断され米ドルが買われる傾向にあります。米ドル/円で言うのならドル高、円安といった形になるでしょう。ですが、やはり速報値よりは弱い傾向があるので118円台から120円台での動きになりそうです。アメリカの景気は良い傾向にあるので予想値は上回る可能性が高いでしょうが、どれだけ上回るかが重要になります。

バイナリーオプションで狙う場合は為替が動いてから投資でも十分間に合うはずです。ポイントは投資を止める時で、急激な動きの後は反発が予想されます。兆候が現れたら無理をせずに様子見に移ることでより多くの利益を得ることができるでしょう。指標発表までは日経平均などの株価に注目。株価が大きく下がれば円高の可能性を秘めているので注意しましょう!