09/02為替と今後の景気動向 株安の震源はどこだっ!
ここ数ヶ月で何度も何度もお話をさせて頂いているので分かる方も多いのではないかと思いますが、中国が震源地と言っても過言ではありません。中国株の問題は今に始まったことではないですし、中国株が下がればアジア株の殆どが下がるという悪循環になっています。影響を受けているのは日本だけでなく韓国が一番先行きが見えていない可能性があります。
輸出も輸入も中国寄りの政策をとっていただけにただでさえ景気がよくない韓国に追い打ちを掛けています。特に経済成長は破綻寸前だったギリシャよりも低く、見通しが立たない状況であると言えるでしょう。
中国株よりも日本株が値下がり?
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用しています。
中国株よりも日本株が値下がりするのはより流動性があるからだと考えられています。だからこそ上がるときの値上がりも大きい事が言えるのですが、今回は先を見越した下げであると判断されています。今日の欧米の市場でも間違いなく株価の下落がみられるでしょうし、なによりも先行きが不安すぎます。
事の発端は中国であるのは間違いありませんが、中国はそれを認めないでしょうし、今後も指標の結果が悪い状態が続くことが予測されるので株安の可能性は高くなってきそうです。
話が少しそれてしまいましたが、中国株の代替品として流動性がより高い日本株が売られたと言うこともあるでしょう。更に中国は株の売買を禁止にする措置をとったりとむちゃくちゃなやり方をしているので、売却する前に凍結株となってしまったものも幾分かあるのでしょう。
良くない米指標
中国が震源と考えるのは当然として、アメリカもあまりいい傾向とはいえません。経済指標が不調で利上げに踏みきれていない部分はありますし、なによりも結果が良くないというのが株安の歯止めを効かなくしていると考えられない事もありません。
中国が要因とは考えられますが、他の国の影響が少なくともある事を覚えておき、情報を集めるようにしておくと対応がしやすくなります。
今日の為替予測
本日も米経済指標である、8月 ADP雇用統計 [前月比]の発表があるのでそちらに注視しておくのが正解ではないかと考えます。何よりも相場の動きが激しくなかなか狙いを絞ることができません。米経済指標もいい時と悪い時があるようでなかなか狙いを絞ることができませんが、短期のバイナリーオプションで狙ってみるのも面白いかもしれません。
ポイントとしてはしっかりとトレンドが発生した場合は、発生を見てから取引をする事が大事になってくるのでしっかりと取引をして見ることから始めてみましょう。それが利益に繋がるかもしれませんよ!