08/26為替と今後の景気動向 止まらない中国株価とその影響
中国の株価が下がっているのはここ最近では普通の出来事となっていますが、下げ止まりがどこなのか予測が難しいのも現状です。そして今回ばかりは反発が期待できないのが中国の株価市場だと考えられています。それだけ考えても大きな事ではないかと考えられるのですが、どうして反発が期待できないのでしょうか?
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。
回答としては実態経済がないからと言えます。GDPや経済成長速度など、マイナス面が多すぎるのに株価だけが値上がりし、中国国内ではなく世界の投資家から自力で回復するだけの力ないがない、それなのにも関わらず政府による下支えを辞めてしまった。
対応が非常に悪かったと思います。政府が株価の下支えをするのは良いことではありませんが、値を支えるのであれば最後まで支えなければ相場を自力で支えることができない株式市場と思われても仕方がありません。対応が中途半端すぎたのが今回の値下がりに拍車をかけたのではないでしょうか。
人民元切り下げの影響は?
人民元の切り下げが取りた出されていますが、影響として考えられるのは、株価の値上がりです。特に欧米であったリ日経平均であったりは一時的に株価が上がるでしょう。しかしながらそれだけで元通りになる
ものではありません。一度トレーダーが抱いた不安はしっかりと実態経済で解決策を出さない限り、回復することはないでしょう。
今回の中国株安で、中国が失った額は4兆元で日本円にすると約80兆円が失われたことになります。国だけならいいのですが、中国では個人投資家にも株価は上がると言って、投資させていたので、被害額は大きくなったのかもしれませんね。
今日の為替予測
中国株価への不安、そして中国経済への不安が収まるということはないかもしれませんね。このまま不安定な状況が続くと株価が下がり円高。という流れができやすいのかもしれません。しかしながら中国も人民元を切り下げて対応しているので、もみ合いになる可能性が非常に高いです。状況によっては反発も十分に考えられるので日経平均、米株価を十分に注目してみておきましょう。
中国株価が回復すれば日経平均も回復するでしょう。難しい相場になるかとは思いますがチャレンジはできます。125円台までの反発は難しいかもしれませんが、中国の動向次第では為替は十分に反発もあり得ると言えるでしょう。