08/17為替と今後の景気動向 日本のGDPはマイナス成長
安倍政権の支持率の低下、そしてGDPのマイナス成長を考えると円高へと進むのか?と考えてしまいますが、逆にここで経済政策を打ってくる可能性があります。経済的にみると安倍首相の支持率が下がると総理をやめなければいけないと言う観点はありますが、経済政策が完了する前に辞任に追い込まれてしまうのは一番良くないと考えられます。
経済政策が良くないと言う話も聞きますが実際に利益が出ている企業があるのも事実で、対外的な日本の影響力が増しているのも事実です。少し強硬的な面があるので支持率が低下してしまうことはわかりますが、やることはやっている。そんなイメージが強いのも事実です。
GDP三期ぶりマイナス
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。
ある程度は予想できた結果ではないかと思います。消費意欲が落ち込むのはある程度予想ができたのではないかと思いますが、それ以上に企業側が慎重だったと言うイメージが強いです。やはりバブル、リーマンショック時の記憶が消えないというのはありますが、機械受注等思ったよりも数値が伸びない指標が多いのが事実です。逆に海外の工場をたたんでしまうケースも多いのが事実です。日本に帰ってくる業者も多いのは多いですが、中国から他国、主に東南アジアへ進出するケースも増えています。
原因としては中国の経済成長率の低下で、日本企業にまでも不安やリスクを増やしているのではないか?利上げ時期が先延ばしになっていて、これ以上はドル高の恩恵を受けられないのではないかと言った、基本的な不安な面もあるのではないでしょうか。
今日の為替予測
円高傾向とは一概には言えまえんが、もし円安に振れたとしてもドル/円の上値は125円近辺にあるのではないかと考えられます。利上げの期待感がどこまで継続するのかはわかりませんが、一年近くこの状況が続いていると考えると実際に利上げになった際の動きは大きいものがありそうです。
週明けの相場なので値動きは大きくなるのではないかと考えられます。ヨーロッパ市場とアメリカ市場が開くときは狙い目だと思っていいかもしれません。