08/14為替と今後の景気動向 人民元ショックは一服か?
米ドルの反発によって人民元ショックは一服したのかと思われています。三度目の切り下げはほとんんど効果がなかったこともあり、米ドルは反転。1~3回目の全てであまり効果がなかったところを見ると、非常に難しいです。更に天津市での爆発事故等もあり、対処が難しいのが中国の現状なのかもしれません。ドルは米小売売上高が前月比より上昇していてそこから反転となりました。
中国経済は危ないと言われていますが、長い目でみてあぶないと言うことであり、今すぐ危ないと言うわけではないということではありませんが、そういう事もあると頭の中に入れておかなくてはいけません。
中国関連での株価の下がりも落ち着くか
トラブルがある度に日経平均は下落しているので対ドルを考えると経済指標の良さもありドル/円は切り下げ前の元通りの位置まで戻ってきています。切り下げをここ数日連続行っていた意味がわかり辛く、やるのならば効果を実感できるところまで切り下げをしなければ金融政策としても意味がありません。
景気面を考えてもこれ以上乱されるのは困りものです。それだけ中国の影響は大きいと考えておくべきで、楽観視していい理由もありませんが、中国自体にはまだまだ余力もあると考えられるので、崩壊を考えるのは少しオーバーではないかと推測しています。
もちろん現状のGDPや経済成長が本物の数字であればの話なのでそのあたりが難しい所だと言えますが。
今日の為替予測
取引をするのならドル/円、またはユーロ/ドルが狙い目ではないかと考えます。動きがある為替を狙うのは当然と考えるべきでしょうし、何よりも利益に繋がる部分ではないかと考えています。日本ではお盆休みですが、海外ではまったく関係がないので動きについていけなくならないように情報だけでもしっかりと知っておきましょう。
円安傾向、ユーロ安傾向にあるのはドル高が要因なのでドルの動きに注視しつつ取引をするのがいいかもしれません。状況によっては変わってくることもあるかとは思いますがしっかりと見てトレードをしていきましょう。