08/04為替と今後の景気動向 前日指標は上々も
前日の米指標は上々だったにもかかわらず、あまり展開がよくなかった本日の日本市場の為替です。原因は日経平均の不安定さが挙げられると考えてもいいでしょう。株価と為替はなにも指標がないときほど動きが寄り付き気味です。
株価に寄せられた、為替に寄せられたどちらの意見もあるでしょうが、ドル/円に対してはもみ合いが続きました。明日の米雇用統計を控えて調整ムードが漂っているのも事実です。前日の米指標が悪くなかっただけに少し不安はありますが、やはり利上げに直結するような指標が一番動きがあると考えられます。
利上げの要注目ポイントとしてはイエレン議長の動き、言動にはしっかりと対応しなければなりません。
様子見の相場が続く
ドル/円だけを考えれば様子見の相場が続いているのではないかと考えますが、ユーロ/ドルにまで目をやれば動きのある相場が続いているのがわかります。狙うならユーロ/ドルを考えてみてもいいでしょう。一番方向性を考えなくてはいけないのが、指標も重要度が高いものは多いので注目しておくべきです。
しかしながら、ユーロに至ってはギリシャリスク以来やはり安定感がないと言えるチャートの動きが続いているのも事実で、良く動くがなかなかその場で追えない状況が続いているのも事実です。
※画像はYAHOOファイナンスのチャートを使用させて頂いています。
画像のチャートをみてもらってもわかるとは思うのですが、大きくみると急激な上げ下げで取引のタイミングは果たして上手く掴めるのか、掴めると利益は大きくなるでしょうが、掴めなかった場合、予想を外してしまった場合は非常に怖いのも今のユーロ/ドルの現状と考えてもいいでしょう。
今日の為替予測
資源国のドル安も一段落しているので円安、ドル高と持ち直す可能性も非常に高いのではないかと考えています。米ドル/円で狙うのなら反発を狙ってみるのもいいのではないでしょうか。様子をみつつ反発のタイミングが来なければ、そのまま様子見。チャンスは今日ではなく明日に控えているのでそちらを狙うのも戦略です。
ユーロ/ドルはこれからもう一動きあるのではないかと考えられるのでそちらを注視しつつと言ったスタンスで取引はできそうです。欧米の株価の動きには十分に注意しましょう。