07/07為替と今後の景気の動向 日経平均の回復は大きい
一番状況として大きいのが日経平均が思ったよりも下がらないことです。中国株式や欧米の株式が下落しても思ったよりも低くならないと言うのが今の為替を支えていると言ってもいいでしょう。超円高の中で多くの企業が生き残ったのは強みです。強かった会社が弱くなったりもしましたが、その中で株価まで粘り強くなっているのではないかと感じます。
海外市場では日経平均は上昇傾向。リスク回避の動きがあり前日は一時円高傾向だったのですが、また円安傾向へと傾いています。ギリシャのデフォルトや中国株式下落といった事柄が起こっているにもかかわらずこうして高値に傾くと言うのは企業の調子がいいからと言えるでしょう。
日経平均の下値が固いと為替も固い
株と為替が連動しているのは言わずと知れた事なのですが、それでも今回のギリシャデフォルトや中国株価下落の影響を受けてはいますが今のところ影響が比較的軽く済んでいるのは、日経平均株価の下値が固いからだと言えるでしょう。ここ最近では20,000円を切る事がないので、安心して見ることができます。今年始めが17,000円台だった事を考えると非常に良いことですね。
もちろん日経平均の高さは景気が回復傾向である事、企業が立ち直りかけている事が明確にしめされています。大きい会社だけではないのか?と思う方もいらっしゃるでしょうが中小企業の中には大きな業者から下請けをしているところも多く、活性化はこれからと考えるべきかもしれませんね。
今日の為替予測
円安傾向は残っているので、狙うのなら米ドル/円でのこのトレンドではないでしょうか。明日にはFOMCの議事要旨もあるのでそちらに向けてのポジション調整は多くあるでしょう。大きな動きを待つなら、ユーロ圏の動きを気にしつつ、FOMCを待つと言うのが大きいかと思います。
9月の早期利上げの線は未だに捨て切れませんし、何よりも米ドルの勢いは非常に大きいと言えます。バイナリーオプションで狙うのならここではないでしょうか。