07/06為替と今後の景気の動向 海外市場の動きに注視
ギリシャの国民投票の結果が出ましたが、投資をするには難しいというのが現状です。円高傾向はより強くなっているのですが、海外市場でもこの流れが継続するのかどうか注視しておきましょう。もう一つの注意点としてこちらの方が大きな影響を受けるであろう。中国株の続落です。
一時500円の株安を記録した日経平均ですが、株安の原因として中国株の続落が影響している部分は非常に大きいのではないかと考えています。
ギリシャのデフォルトは決定的
EU側も引けない、ギリシャも引けないとなると結果は見えているような気がしますが、あるネット記事には「ギリシャは尊厳を優先した」とありました。これは非常に納得出来る内容ですね。尊厳よりも自分たちの生活ではないかと思うのですが、ギリシャの若者層は、国民投票で緊縮反対と結果が出れば強気の外交に出れると言うギリシャ チプラス首相の言葉を真に受けた層があったようです。
尊厳よりも大事なものは、れっきとした事実である、EU諸国に対して借金がある。その借金を返さないというのがギリシャの尊厳という事なのでしょうか。この辺りを考えているとギリシャ側の意見がわからなくなってしまうので、もう少し第三者の視点でみていけらたらいいかなと反省はしています。ですが、ギリシャのデフォルトが決定的というのは変わりありません。
今日の為替予測
※画像はYAHOOファイナンスのチャートを利用させて頂いております。
米ドル/円は円高の傾向です。中国の株安も相まって日経平均も落ちているので円高のトレンドが出ています。海外市場で流れが変わるかというと、変わらないのではないでしょうか。ギリシャのデフォルトの確立は非常に高くなっていて、EU側との協議の結果の末結論はでるのでしょうが、EU側はつい先日最後通告を突きつけているわけでもあるので、動き自体は早めに出るかもしれません。動向には注意しておいて損はないでしょう。