07/03 為替と今後の景気の動向 国民投票の行方の予測を
基本的にリスクの中心として考えられるのはギリシャの国民投票の結果がどうなのるのか、ではないでしょうか。今現在は緊縮案に賛成が多いのではないかと言われています。さすがに銀行からの出金が出来ない現実を認識したのと、ユーロ離脱でデフォルトとなった場合はそれ以上のことが起こると考えると、選択肢は限られていると言えるでしょう。
チプラス首相には未来の展望はあるのか?
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いています。
少し考えるとユーロ離脱はしないが借金は返せないはここまでくると通用しないのではないかと考えます。もしも国民投票で反対の民意が出た場合は、新通貨導入に進んでいくのではないかと考えられています。
以前はドラクマを使っていたので新ドラクマと言った形になるのではないかと考えられますが、ここで危惧されるのはその通貨がどれ程信頼できるのかと言う事です。状況として考えられるのが、2008年にジンバブエで起こったハイパーインフレと同じような事が起こるのでないかと考えられるのです。
デフォルトして信頼を失った通貨のたどる運命は非常に悲惨なものが多いのですが、このハイパーインフレになれば非常に危険です。ジンバブエドルは2008年に5000億%のハイパーインフレが起こり、米ドル5ドルの価値がジンバブエドルでは17.5京ドル必要になりました。
もしも新通貨となればハイパーインフレーションが起こりうる可能性は非常に高いのです。
今日の為替予測
ギリシャの動向をみつつと言う形になります。7/5日までは動きはないと考えられますが、情報と動向は頭にいれておきましょう。バイナリーオプションでの投資の場合は大きな狙い目となる可能性もあります。
リスクは警戒されていますが、それよりも影響があったのは米の指標結果を受けてのドル安です。こちらの流れに注意しつつチャート観察はしたほうがいいでしょう。今は上げ下げを繰り返しつつ進んでいますが、ヨーロッパ、アメリカ市場が始まると大きく動く可能性は大いにあるので十分に注意しておきましょう。