07/01 為替と今後の景気の動向 返済なしのギリシャ
ギリシャのデフォルトはほぼ確定と思っていいでしょう。デフォルトによる影響については詳しく説明しているところがあったので興味のある方は昨日見つけた「ギリシャ デフォルトまで秒読み。悪夢の銀行業務停止」もご覧いただけると良くわかるかと思います。6/30日がギリシャのIMFへの債権返済の期限であったにも関わらず返済は行われていません。これはデフォルトではないの?と思う方もいらっしゃいますが、現段階では違います。返済期限の延長をしているので明確にデフォルトと言うわけではないと言えるでしょう。
期限延長の申請をしているギリシャ
延命措置としか思えないですがギリシャは返済期限の延長を申請しています。こうなると、返済をしてないだけでデフォルトしたわけではないと言い訳ができるのですが、一時的なものである事には変わりありません。7/5日まで延長を申し出る事が考えられているようですが、期限を破ったことには変わりはないので、ほとんどデフォルトしている状態と言ってもいいでしょう。
期限延長の申請が受理されるかどうかが今後の注視するポイントとか考えられますが、この延長申請が表面上のただの時間稼ぎだった場合、どうなるのかを考えておかなくてはいけません。国民投票の結果次第な部分もあるとは思いますが、リスクを考えるなら今後は様子見をしつつ流れに乗ると言う形を選ぶべきでしょう。株やFXと違い損失が出ても想定内の損失になるのがバイナリーオプションの特徴でもあるので、チャレンジはしやすいです。
今日の為替予測
狙い所ははっきりとしているのでリスクである急な動きに対応できるように取引をしていくのがいいでしょう。大きな流れとしてはリスク回避の円買いの動きが未だに残っているので、そのことを頭に入れつつ取引をしましょう。
状況次第では、チャンスと取る事も可能ですがギリシャの動向次第で予測が無駄になってしまうこともあるのでリスクも高いと覚えておいたほうがいいでしょう。ここまで市場を混乱させていますが、世界各国もこの状況は想定されていたはずなので何らかの対策は打ってあると考えられるので、連動して他の国が恐慌になると言うのは考え難いです。