06/23 為替と今後の景気の動向 ギリシャ問題合意は間近か
昨日とはうって変わっていい情報が入ってきましたね。ギリシャは合意間近と考えている方も多いのではないかと思います。注意しておかなければいけないのは、現段階ではなんらかの形で合意すると言う楽観的な考え方ではないのかと言うことです。
考え過ぎではないかと思う方もいらっしゃるでしょうが、考えすぎるくらいが丁度いいのではないでしょうか。リスクはそれほど大きいものです。
株の反発で円安傾向に
円安傾向に進んでいる要因は、株価の反発でしょう。先週末比でなんと253円の値上がりといい要因が重なった事がこの円安を加速させています。ドルが高くなっているのも大きな要因なのですが、昨日発表された米中古住宅販売が2009年来の高水準だったことも影響は大きそうですね。
ここ数日をみてみると安定性に欠ける相場ではありますが、最終的に良い方向に向いてくれさえすれば、景気の回復には繋がるでしょう。先日日本の企業が100社中96社が景気拡大を感じたというニュースも流れていたので、ようやく日本は景気回復に足を踏み入れたのかもしれませんね。
ギリシャが間違いを起こさなければ、この流れが続く可能性は高いと言えるでしょう。
今日の為替予測
本日は全体的に円安の流れになるでしょう。一番わかりやすいのは米ドル/円です。米ドルの強さが際立っているので、強いトレンドと考えるべきです。となると、日本市場ではこの流れは継続しそうです。
狙うのなら今日は日本市場の方がいいかもしれませんね。ただしギリシャの動向にはずっと気を配って損はありません。取り越し苦労になるかもしれませんが、それで損失を防ぐ、もしくは小さくできるのなら十分です。ユーロ方面から今月一杯は目が離せなくなりそうです。