06/05 為替と今後の景気の動向 注目のアメリカ経済指標発表
米ドル/円の今後の動きを知る上で大事な指標とも言えるのが、米5月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]と米5月 失業率でしょう。週末の為替を占う上で非常に重要な指標であると言えるので、情報は早めに手に入れるのがいいのかもしれません。
短期のバイナリーオプションで狙うのならトレンドが出てからでも十分間に合うのではないかとも思いますが、どのように動く可能性があると知っているのと、知らないのとでは対応に雲泥の差があります。
今週の日経平均は高値をキープ
注目したい点として、今週の日経平均は多少上下はしていますが、比較的高値で安定していたのではないでしょうか。そして、米の金利上昇へ感触の良い指標もあったので、円は124円台まで下落しました。円が下落したと言う言い方よりも、ドルが高騰したと考えたほうがしっくりときます。
日銀が言っていた125円の時代が到来しようとしているのを支えているのは日経平均だと言ってもいいでしょう。高値をずっとキープしているので、ドル/円の下値が非常に固いものになったのでしょう。
いくら固いと言っても米ドルの流通量にはかなわないので、非常に悪い指標が出た場合は下値が割れてしまう可能性は十分にあります。
だからこそ注目したいのが、本日6/5日の米経済指標、雇用統計です。
今日の為替予測
今夜の為替の動向は、米の雇用統計の結果次第といえます。それまではポジション調整やもみ合いが多発するので、狙い所は夜になりそうです。米雇用統計発表時間はしっかりとチェックしておきましょう。全体的な予測としては円安傾向が終わっているわけではないので、小さなトレードが発生したら狙ってみるのもいいのでないでしょうか。
細かい部分は予測が難しくなると思うので、指標発表までは様子見をしておくのも立派な戦略なので、無理な投資は控えるようにしましょう。