06/02 為替と今後の景気の動向 ユーロの動向はいかに!?
米ドル/円でドルの高値が継続していますが、ユーロにも目を向けておきましょう。特に重要な指標が明日と今日に発表されます。特に6/2日の今日は、非常に重要な指標、そして会合があります。「5月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]」の発表があるのでこちらにまずは注目しておきましょう。連日変動幅が大きいのでトレンドさえ掴むことができれば、バイナリーオプションでなら勝機は十分にあるでしょう。
ギリシャの進退が決まる
ユーロと言えばギリシャと言う爆弾を抱えたまま半年ほど過ごしてきていますが、「EUは5日までにギリシャとの合意を目指す」等と欧州委員のコメントを見ることがあるかもしれません。何故5日なのかが焦点になってきます。今回の場合、合意に至らなければ債権をデフォルトさせる可能性が非常に高くなりそうです。とは言ってもそうそう合意しないと言うことはないと思われているので、合意しなかった場合の値動きは予測が付かないものになりそうです。
5日までの理由はIMFへの3億ユーロの支払い期限だからです。ここで支払いができなければ国としての信用が今よりも著しく低下するわけです。どのような影響がでるのかがはっきりとはわからないと言うのは非常に怖いですね。リスク回避をしようにも何が正しいのかがわからない状況なのですから。
今日の為替予測
本日はユーロ圏の指標の発表をみながらの取引になりそうです。ドル/円は依然としてドル高の流れは続いているのでそこは狙い目と言ってもいいでしょう。ユーロの指標発表まではドル/円を定期的に狙って、ユーロの状況を見ておくと言うのが今日の戦略になりそうです。普段ユーロで取引をされない方は、様子見をしつつトレンドに乗る投資の仕方がいいでしょう。
トレンドが発生しなかった場合は取引をせずにリスクを冒さない。勝てる可能性が少ないときは勝負を掛けないのが取引の鉄則です。