05/21 為替と今後の景気の動向 株価バブル到来か
冴えないGDPなのに株価が高いと言われたりしていますが、消費税をあげれば消費が伸びないのは当然です。そのうえでの0.6%なら十分ではないかと考えます。増税が控えているのに個人消費は上がるはずがありませんからね。ゆっくりでも経済成長が上がることが重要でしょう。
1ドル/121円台まで円安が進行
GDPの発表と株高を受けての円安。株高は継続していきそうなので121円台で円は落ち着きそうです。ですが、昨日発表されたFOMCの議事録では、6月の利上げの可能性は低い、その上で経済状況次第という曖昧なものになりました。
利上げをしないとは言っていませんが、いつになるかわからないという警戒感から円買いもあるので120円台後半辺りに落ち着くのではないかと思います。この円安はすぐに経済全体に影響を与えるわけではないですが、国内の生産業に最初は打撃を、それを乗り越えれば利益をもたらすものになるかもしれません。
アベノミクスを始めた時点で、後戻りはできないわけなのでもちろん成功を望んではいますが、中途半端な終わり方はしないで欲しいですね。
今日の為替予測
揉み合いになるとは思いますが、FOMCの影響も考え若干ですが米ドル安/円高の流れにはなりそうです。基本的に押し合いをしながらゆるやかに円高に進むのではないかと考えています。ユーロはリスクが高すぎて投資をするには覚悟が必要です。
ポイントとしては天井と思われる部分と底値をしっかりと判断する必要があります。一方向のトレンドではなく小さなトレンドが入り乱れるものになると思うので、転換点に注意すれば、バイナリーオプションでは狙い目になるかもしれません。ローソク足やMT4とにらめっこをする日になりそうですね。