04/29 為替と今後の景気の動向 揉み合いからの急転があるか
指標発表日の日本市場は案の定揉み合いになりそうな動き出しをしています。まずは今日発表の米指標の確認をしておきましょう。狙い目になるのは間違いないく、今日の指標次第ではドルの強さが更に弱まる可能性もあるのでしっかりと情報を手に入れて予測をしていく必要があります。
今日の指標の重要性
米1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]とFOMCの会見が今日の注目指標です。どちらもアメリカの指標で早期利上げの芽はここ最近の指標が不調で否定されつつありますし、アメリカの好景気は未だに続いているのか、実際に好景気なのか?という判断をするのにも重要なものになるでしょう。
だからこそ、発表前の時間帯である日本市場では余程のことがないかぎり揉み合いになるわけです。ドルの強さはまだまだ健在ではありますが、GDPとFOMCの会見次第では大きくドル安に傾く可能性も十分になるので注意しておきましょう。
今日の為替予測
今日の予測は指標の結果を重点的に考えていきたいです。ここ最近の指標の状態から考えても米1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]でのいい結果は考え難いです。出ている予想より少し下か予想道理の結果になり動きは少ないのではないかと考えています。これはドル売りになる要因だと考えられますが、良くも悪くもない結果が出ると予測は難しいでしょう。
注目したいのはFOMCの会見です。早期利上げの線は考えられにくいのでドル売りに繋がる要因を考えておく必要があります。しかし、ここまでのアメリカ指標で考えるとダメかと思った時に良い指標が出ることが多かったので、その辺りも考慮しておいたほうが良さそうです。
どちらにしても指標次第の一日になりそうですが、使ってみる価値はあるでしょう。