03/20 為替と今後の景気の動向 米市場の流れ引きずる
米国で発表された新規失業保険申請件数は29.1万件と市場予想(29.3万件)に比べて少しばかり雇用が改善された、良い数字だったのですが逆にフィラデルフィア連銀製造業景気指数は5.0と市場予想(7.0)を下回るという、なんとも言えない数値となりました。良い指標と悪い指標が出たことで市場も様子見という形です。
一時は121円台に戻る円
※画像はYAHOOファイナンスのものを利用させて頂いております。
期間をを大きくして見ると円安は変わらないトレンドです。それを考えると121円台までの回復は納得といってもいいでしょう。
しかし、本日20日の日本市場は動意薄で様子見の傾向が顕著に出ています。米指標は良い面と悪い面が両方みられ、日経平均は高値ではありますが上下が激しい相場です。そうなると動意薄で様子見という流れになるのは目に見えています。
要人の発言とユーロの動向(ギリシャ)に注意しつつ小さな流れをつかんでいくのが今日の取引の主なポジションの取り方になりそうです。
※追記※ ギリシャ、数日内に措置リスト提出
ギリシャがドイツをどう説得できるのかが非常に重要になってきます。ここ数日がポイントと考えていいでしょう。ドイツはユーロ圏内でも経済は堅調で発言力は非常に大きいです。ドイツを納得させる事が出来るかどうかがギリシャ問題の最大の焦点になりそうです。
今日の為替予測
本日の為替予測は非常に難しく動意薄です。バイナリーオプションで狙うことを考えても、円ドルは120円~121円台で揉み合いとなりそうで狙い辛いものになります。若干の円安傾向ではありますが、狙い辛い相場になりそうです。ユーロはギリシャがどう出るかがポイント、要人発言に注意して情報をあつめましょう。それまでは若干のユーロ高で為替相場は進みそうです。要人発言のリスクはありますが、すでにある流れの若干のユーロ高をコンスタントに狙っていくのもいいでしょう。
要人の発言に注視しつつトレンドに沿っての投資となりそうです。