03/17 為替と今後の景気の動向 重要指標が多い日
こういった日は比較的に揉み合いをしつつ指標発表を待つのが日本市場での動きになります。それだけ今日は為替が動く要素になりうる指標が多くあるので注意しておきましょう。
日本市場の時間帯では?
※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いております。
日本の為替市場の時間帯では黒田日銀総裁の会見が予定されています。定期的なものになるのですが、ドル/円を占うのであれば重要な指標と言っていいでしょう。ですが、追加の緩和などの可能性は今まで黒田総裁の発言からは薄く、いつもどおりの「必要であれば」程度に留まるのではないかと考えます。
日銀側、政府側からしても高くなりすぎる要因があれば抑えるような発言も見受けられますのでそこまで大きな動きはないのではないでしょうか。
米市場、ヨーロッパ市場に注目
メルケル独首相、ドラギECB総裁、会談。米2月住宅着工件数、 米2月建設許可件数 などが動意となるのでしょう。会談の内容がどういったものになるのか、その後の発言などにも注目があつまります。更には 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表もあるようなので注意してみておきましょう。
米2月住宅着工件数、米2月建設許可件数等も景気を示す指標として重要です。予想を上回るか下回るかなのですが結果次第では大きく動く可能性を秘めているので情報を得るようにしましょう。
今日の為替予測
日本市場では黒田総裁の会見までは動意薄の可能性が高いです。ひとまずは様子見で夕方以降の動きのある相場での取引がいいでしょう。指標は予想を上回るか下回るかが焦点となりますが、発表時の発言内容などでも変わるので十分に注意しておきましょう。しっかりとタイミングを見計らって投資をするのが今日のポイントです。