02/26 為替と今後の景気の動向 ドル売りが継続か?
FOMCの「利上げを急がない」方針を受けてのドル売りが継続する予測が強いです。日経平均は強いので大きな円高という形はないでしょうが、影響がまだ続いていくでしょう。
利上げの期待がそれだけ大きかった
状況を見るとやはり利上げの期待がそれだけ大きかったというのもありますし、議長から明確な利上げの意思が伝わらずなにも変わらない指標だったと考えられたからでしょう。慎重派、穏健派と言われれば聞こえはいいですが、もしかしたら動きたくても動けないのか?等と勘ぐってしまいそうになりますね。
前議長が非常に大変な任期であり手腕を振るっていただけに、少し慎重すぎないか?との意見も出ている辺りもう少し注目していたほうが良さそうです。スイスフランの時のように急な発表があるかもしれませんしね。
日経平均の高値
非常に難しいところなのですが、最近は日経平均がいいと円安の傾向があるので、日経平均が高値を示している現在は、何かをきっかけに円安に動くでしょう。要人の発言などに注意しておけば、急激な動きにも対応できるでしょう。
トレンドと言うには弱いのですが、FOMC議長の発言内容がよくなかったにしては円高も1円前後で済んだのには、日経平均の数値がいいのが要因と言ってもいいかもしれませんね。
今日の為替予測
今日は日銀の黒田総裁の国会での発言と米の 消費者物価指数(CPI) [前月比]等重要な経済指標の発表もあるので、要人の発言による急激な為替の動きには注意しておきましょう。日経平均も引き続き観測しておいて損はないと感じます。119円代近辺での動きに注目しながら投資をしてみましょう!
※あくまで個人の予測になりますので、予測自体が外れてしまうこともあるでしょうがその場合はご了承ください。