02/25 為替と今後の景気の動向 FRB議長の発言受け円高
あまりにも期待感のない経済指標だったのではないかと感じます。利上げへの道筋は示したものの1月時とほぼ変わらず。これではドルの強さと勢いが失われてもおかしくありません。これにともなって円は119円後半から118円後半へと上げ幅1円近辺の円高となりました。今朝もその流れを引き継ぎ低調。そして日経平均こそ高値をキープしていますが朝は下落から始まっています。
以前変わらず慎重な姿勢
※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いております。
期待が高まっていただけに、新たな手がかりすら少ない状況だといくら勢いのあるドルとは言っても下落してしまいます。慎重派と言われている議長なのでこの結果もある程度の予想の範疇であったとは言えるのですが、新しい情報がないに等しかったのが下落の決定的な要因といってもいいでしょう。
ドル/円で考えると1円の円高の後は動きは拮抗。この辺りが現状では底と考えてもいいのかもしれませんね。
警戒しないといけないのはロシアとギリシャです。特にロシア方面は米は直接経済制裁の措置を取る可能性もあり、それによるロシアの動向は注意しておいたほうがいいでしょう。
月末ムードへ
期待が高かっただけにこれでは利上げの予測はたちません。普段通りに月末モードの為替市場へと戻るのではないでしょうか。何か大きな発表等がないかぎりは、動きを読む観測は難しいです。
動きの激しさが少し不安ですが日経平均を見ながら今後をの動向に注意を払っていきましょう。
今日の為替予測
ドル/円は注目の経済指標が空振りに終わりありまずは一段落。これからは月末モードになるので各国の動向には注意しておくのがいいでしょう。チャート横這いで押し合いを続けそう。アメリカ、ヨーロッパの市場が開くまでの東京市場では動きは少ないのではないでしょうか。日経平均を見ながら投資しましょう!