02/18 為替と今後の景気の動向 米利上げに期待感、日銀定例も
今日は米利上げの期待感からドル/円は円安傾向にあるでしょう。注意が必要なのはやはり今日の指標のひとつ、日銀黒田総裁の定例会見ですね。ここでの発言には要注目です。発言次第では反発円高もあり得るので注意してみておきたいですね。
米6月に利上げを開始するとの観測が浮上
※画像はYahoo!ファイナンスのものを利用させていただいております
前日から円安が進んだのはやはり米の早期利上げが実現しそうであるということからでしょう。これは非常に強いトレンドを持っていると言ってもいいのではないでしょうか。だからこそ、今日の日銀黒田総裁の定例会見には注目があつまるでしょう。更に、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と重要指標の発表が続くのでまずはしっかりと情報を集める必要があります。
日銀定例会見での焦点となるのはやはり物価上昇率2%という数値を追い求めるのかどうか、それにともない追加緩和がまだあるのかになるのではないでしょうか。
あくまで利上げは観測の時点で今回の円安の流れができましたが、それだけで値動きがあるドル/円というのも以前の比較的に安定感がある通貨という認識は考えないほうがいいかもしれませんね。
いつになったら第三の矢は放たれるのか
効果的な時がくるまで放つ必要がないのですが、少し心配ではありますね。経済政策についてはタイミングが命でもあるので野党は反対せずに静観してもらって失敗に傾いたところで、その責任を追及したほうがいいのではないかと思います。そうでもしないと野党のせいで新しい政策を実施するタイミングが遅れたという事実とも言い訳ともとれる発言をされてしまうかもしれません。
アベノミクスは今のところは円安という結果は出していますが、経済効果は輸出業のみで成長率は今のところよくありません。トリクルダウンは果たして実現できるのか、本当にこれからといった感じはしますが、動向は気になるところです。
今日の為替予測
日銀総裁定例会見までは若干の円安との予測です。もちろん、日中は様子見で拮抗するとは思うのですが、米ドルはやはり強いでしょう。注意はギリシャ関連の話題です。ここ最近はずっと見ておいていいのではないでしょうか。それと停戦条約を締結してるはずのウクライナとロシアでしょうか。
停戦が解除される可能性もあるのでその時の動きには注意をしておいたほうがいいでしょう。