02/06 為替と今後の景気の動向 米国株式市場は大幅高
米国の株価があがることは非常に重要なことですが、株価が上がった要因が原油安の反発で原油価格が上がったからという理由に起因します。一市民としては考えどころではあるのですが、下落が止まらないとなると関連企業に影響が出てきます。
徐々に下がる原油安は歓迎
※画像はYAHOOファイナンスのものを使わせて頂いております
原油価格は徐々に下落するならいいのですが、今回のように一気に下落してしまうと、日本の輸入業者にも影響がでてきます。インフレを目指している日本にとって原油安は関連企業を除けばエネルギーの費用は減るのですが、ガソリンの価格が安くなりデフレ傾向になるので日銀にとってはあまりうれしくない現象だったのかもしれませんね。
原油価格の下落の恩恵がくるのは今からです。相場が直接影響するのではなく、市場で影響がでるのは数ヶ月たってからなので徐々に恩恵はあるのでしょうが、今から本格的な恩恵がくるでしょう。
反発はいずれくるもの
下がったものが元に戻ろうとして上がる、またその逆もあるように反発はいずれあるものと考えていてもいいでしょう。いずれはあると思っていましたが、それにともない米の株価上昇、つられるようにして日経平均も上昇そして円安傾向。
原油価格が安くなるのは一般的な感覚としてはうれしいのですが、将来的に見て日本の景気を良くしてくれるのか、考えどころではあります。
今日の為替予想
米株価上昇を受けて、ドル/円は円安傾向に強い力があるでしょう。日経平均の株価もつられて上がる予測ができますのでバイナリーでは株価指数なども狙ってみるのもおもしろいかもしれませんね。ですが忘れてはいけないのは米の雇用統計の発表が近いことです。上値が抑えられてしまうかもしれませんので注意しておきましょう。
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。