01/07 為替と今後の景気の動向 本当に怖いのはギリシャとロシア
原油安が止まりません。影響を受けているのはもちろん中東、そしてシェールの値段を引き下げないといけないアメリカ、何よりもロシアではないかと思います。経済面で見ても回復傾向にあるアメリカの景気も原油安には勝てずに株安そして、ドル安につながってしまいました。
怖いのはルーブルの再暴落ではないか?
景気の面ではやはりルーブルの再暴落が起こるのが1番怖いでしょう。円安の助けになっている原油安ではあるのですが、急激な値動きは国ひとつを崩壊させてしまう危険性もあります。
原油安という爆弾を抱えているロシアの動向は引き続きみておいて損はないでしょう。特に良くないことが起こった場合円高が進むのが前回のルーブル暴落で見ているので動向は見守ったほうがいいでしょう。
円高傾向は継続か?
※当日だけ見ると少し円安傾向に見えますが、数日単位でみるとやはり少し円高傾向になる。
株価の戻しも弱く米ドル/円に至っては円高傾向、もしくは現状維持といった形になるのではないかと予測します。1番の理由としてはやはりギリシャの再破綻のは可能性が非常に高いことです。いわゆるリスク回避の動きですね。リスクは誰しもが負いたくないものなので仕方がないと言えば仕方がないですね。
しばらくは若干の円高が進み、ギリシャの動向と原油安の問題に進展があり次第状況は変わるでしょうが、ギリシャの問題は根深そうです。
だからこそしばらくは円高傾向で、ユーロのギリシャへの対応次第では更に円高が加速するかもしれません。状況をしっかりと観察しましょう!
※この為替予測は個人的なものですので予測が外れることもあることを予めご了承ください。